ほのおのにっき

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越冬(えっとう)

ほのおのにっき 2019年11月8日

7月初旬、朝の車両点検を実施していると・・・

車庫内にとても小さいコクワガタのオスを発見しました。

以前から、4歳になる息子が『虫を飼いたい』と言っていたので、このコクワガタを飼育することにしました。

 

夏場は活発に動いていたコクワガタが最近、おが粉の中から出てこなくなりました。

息子と一緒に眺めていても、ずっと出てきません。

そこで、いろいろ調べてみると・・・

コクワガタが冬眠に入ったのではないかと言うことです。厳密に言うと、昆虫の場合は冬眠とは言わず、越冬(冬を越す事)と言うらしいです。

冬眠と越冬の違いは・・・

 

冬眠・・低温の時期を、不活発な状態で動かないで乗り切ること。

越冬・・季節の変化がある地域において、生物が気温の低下する冬を乗り切ること。

 

そもそもコクワガタは1年以上生きるポテンシャルを持っています、当然、自然界のコクワガタは冬が到来すると寒いため、木の割れ目などの隙間に隠れて寒さをしのぎ、暖かくなるのを待つ。と言うことです。飼育しているコクワガタであれば、寒さをしのぐため、おが粉に埋もれて冬を越すと言うことですね!!

 

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もちろん、私たち人間も毎年、越冬をしなくてはなりません。

コクワガタと違って人間は、体温を調整するために暖房器具を使用したり、衣服で調整したり、暖かい鍋を食べたりと・・・

季節も11月に入り、とても寒くなってきました。特に朝晩と昼間の寒暖差が激しくなっています。

みなさん、体調管理には十分気をつけて、越冬しましょう!!

いい、お正月を迎えるために・・・!

 

※冬は、火災の発生しやすい時期でもあります。

火の元には、十分注意してください!!

人の道     

ほのおのにっき 2019年11月7日

「人の道」を辞書で引くと

人として生きていくうえで、守るべき事柄。人として踏み行うべき道筋。

と書いてあります。

私の職場のトイレには、「人の道」「つもりがち十カ条」が数年前から、一日に数回使うトイレで自分を見つるために、消防人としてだけではなく社会人として人の道に外れないようにと貼りつけてあります。

 

人の道                  つもりがち十カ条

1 忘れてはならぬものは  恩義     1 高いつもりで低いのが 教養

1 捨ててならぬものは  義理      1 低いつもりで高いのが 気位

1 人にあたえるものは  人情      1 深いつもりで浅いのが 知恵

1 繰返してならぬものは 過失      1 浅いつもりで深いのが 欲望

1 通してならのものは  我意      1 厚いつもりで薄いのが 人情

1 笑ってならのものは  人の失敗    1 薄いつもりで厚いのが 面皮

1 聞いてならぬものは  人の失敗    1 強いつもりで弱いのが 根性

1 お金でかえぬものは  信用      1 弱いつもりで強いのが 自我

1 多いつもりで少ないのが 分別

1 少ないつもりで多いのが 無駄

 

インターネットで検索すると「プロ社会人の八カ条」「心の八カ条」「人生の十カ条」など、いろんな八カ条や十カ条でありますので、みなさんも検索してはいかがでしょうか。

 

 

 

 

一万円選書

ほのおのにっき 2019年11月6日

7月某日に突然当選メールが送られてきました。

何の当選メールかというと北海道のとある書店が行っている「一万円選書」の当選メールでした。最近では多くのメディアにも取り上げられ、話題になっているものです。

当選メールには選書カルテと呼ばれるものが添付されており、今まで読んで印象に残っている本は?一番したいことは何ですか?何歳のときの自分が好きですか?などの質問が書かれており、それらの質問に回答したものを参考にして、店主の方がその人にあった本を選書してくれます。

選書カルテを送ってから数日後に本が郵送されてきました。普段全く自分では選ばないようなジャンルのものもありましたが、新たな発見や気づきをたくさん与えてくれるような本ばかりでした。

消防士として12年目を迎えましたが、業務の中でも新しい事などに挑戦し、新たな発見や気づきを求めていけたらと思います。

大人になると人に何かを選んでもらうことが少なくなりますが、たまにはいいもんだなぁと思いました。

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癒しの金魚 ~家に金魚がやってきた~

ほのおのにっき 2019年11月1日

3年前の夏、子供といっしょにお祭りに行きました。

そこで金魚すくいが子供の目に留まり、「金魚すくいがやりたい」と言いました。そして3匹の金魚が家にやってきました。

金魚の飼育経験がない私にとって、子供のころに飼ったザリガニといっしょで水槽に水入れてエサをやっておけば良いだろうと考えていました。しかし考えが甘かったです。数日後、朝起きて水槽を見ると、1匹浮いているではありませんか。昨日の夜まで泳いでいたのに・・・、まだ2匹いるからと思っていましたが、次々と旅立っていきました。・・・

そして次の年の夏、子供とお祭りに行った時、また子供が「金魚すくいやりたい」と言い出しました。どうして子供は金魚すくいが好きなんだと思いましたが、やさしいパパのため「いいよ」とひとつ返事で金魚すくいをやりました。今度は4匹の金魚が家にやってきました。

そこで「よーし、今度は長生きさせるぞ」と意気込んで、まずネットで情報収集しました。

なになに、水道水のカルキ抜き・・・、急激な温度変化に注意・・・エサのやり過ぎ注意・・・

なんて繊細なんだ。ザリガニなんてほとんど放置だったのに・・・と思いました。

しかし、「やるぞ」と決めたので、フィルターやカルキ抜きを買ってきて、水質にも気を使い2週間に1回は水替えを行いました。

そして1年が過ぎました。「4匹とも生きているぞ~」と感激しました。

が、また子供とお祭りに行くと「金魚すくいやりたい」と言い出しました。そこは「今の4匹でいっぱい、いっぱいだ~」と言ってお預けにしました。

そんなこんなで今年もまだ4匹は健在です。家に来て3年目突入です。とても大きくなりました。

それが右の写真です。

泳ぐ姿を見て心が癒されます。

仕事から帰ってすぐ金魚の泳ぐ姿を眺めています。

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しかし、今年もお祭りに行ったときの話です。子供がどうしても「金魚すくいがやりたい」と言い出しました。「自分で育てるから」と言うのです。

「よーし、わかった、ちゃんと育てるんだぞ」と言って、2匹の金魚が新たに家にやってきました。それが下の写真

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自分で育てると言った子供ですが、エサをやり過ぎたり、水替えも大変なので結局は自分が担当となってしまっています。

ですが、この金魚を見ていると、心が癒され、「よーし、がんばるぞ」となります。

今では、この金魚が当直明けの私を優しく迎えてくれるとともに、仕事に行く私を励ましてくれる大切な存在となっています。

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サバイバルツアー!?参加

ほのおのにっき 2019年10月31日

9月下旬、とあるショップ主催の【サバイバルツアー】に参加してきました。

場所は関西の田舎町、秋の里山で幻を探すというツアーです。

それって、いわゆるハイキングでしょ!?って、ツッコまれそうですが・・・

参加者は8人、その内の1人は女性で、オッサン5人に高校生2人、ツアーガイドはショップの店長、【仕事人】と呼ばれる某業界のレジェンド(55歳)で、その【仕事人】率いる【ストロング軍団】の強者4人がサポート役で同行されました。

現地到着は午前10時過ぎ、皆、長袖・長ズボンに長靴を履き、長靴や服には殺虫剤をタップリ噴射!!露出した肌には、虫避けスプレーを!!この時季の山には蚊はもちろん、マダニ・スズメバチ・アブ・ヒル・マムシなどの里山で暮らす生き物がいっぱい!そんな、彼らの生活圏へ、よそ者が入らせてもらうのですから、防衛対策は万全に・・・

各自、水分・軽食・携帯ライトなどを持って出発!駐車場所から数百メートル歩きいよいよ入山口です。船頭役の団員さんが、「この道を真っすぐ行けば尾根へ出るからついてきて!」この道って?道なんてないんやけど?けっこうな斜度やし!しかも、上るスピードが速い!!最短ルートで速く上ることで、上での体力を温存するんだとか??

両手両足を駆使しどうにか尾根まで上り、一息つく暇もなく反対斜面での第一アトラクションを!急勾配な斜面を上り下りしながら、気になる樹があれば樹登りも!皆、幻に出会うため頑張ります!!

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しかし、鯉寿(ある趣味の世界では51歳をリジュと言っています。)を過ぎたオッサンが容易に登れるような樹やそんな樹には・・・

そんな中、見上げるような高い所へ登って行く参加者も!高校生コンビです!5~6m以上登って幻を探しています!

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その後も、幻を求め斜面を移っていきます。途中、腰ほどある笹の中を移動したり、くつろぐマムシの横を通ったり、色々なアトラクションを体験しながら移動を繰り返します。

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そんな中、仕事人が樹の洞でお目当ての幻を発見確保!!さすがレジェンドです!

そして、時計は15時過ぎ、そろそろ下りますかということで下山ルートへ・・・

しかし、その道!?が、背丈ほどもある笹藪をかきわけないと進めない道??文字どおり藪漕ぎそのもので、どうにかついて行った先には違う山の斜面が!!幻が潜んでいるであろう良い樹も点在しています。もう山を下りれると思っていた私は心身ともに・・・

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「このエリアを観ながら下りて今日は終わりで~す!」の言葉に、最後の力を振り絞り・・・結局、自分自身は幻を探すどころではありませんでしたが、脱落せずに山を下りれたことや、参加した全員が、彼らからの洗礼を受けることなく無事揃って帰路につけたことは何よりでした。

今回のツアーで、改めて体力の衰えと斜面歩き(一般的な登山と全く違うと思います。)の難しさを痛感しました。

とは言え、5時間余り山にいた経験は今後の消防活動にも活かされてくると思いますし、使える身体を作って再挑戦し、幻に出会いたいと思います。

 

 

 

 

 

 

我が家の『避難生活グッズ』

ほのおのにっき 2019年10月30日

今月、千葉県において台風による倒木等が原因で停電するなどの被害があり、その様子をテレビニュースで観ていると、隣にいた妻から、「うちは災害時に大丈夫?」と聞かれました。

あらためて我が家を確認してみると、地震による家具の転倒防止対策や非常食の準備はしてあるけれど、その他の準備ができていませんでした。

そのため、妻の一言をきっかけに「避難生活グッズ」を購入しました。

アウトドア用品ですが、目的がキャンプでないため、ノンブランドの安価なものを買い揃えました。

災害時用として十分な物だと思います。

その一部を写真にて紹介します。

 

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◎ ワンタッチテント(3張)

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◎ 自動膨張エアーマット(9枚)

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◎ LEDランタン(5個)

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◎ 寝袋(7枚)

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◎ ポータブルトイレ(1台)

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◎ カセットコンロ(3台) 

インスタ映えを目指して

ほのおのにっき 2019年10月25日

「インスタ映え」2017年の流行語大賞を受賞したこの言葉、皆さんも一度は耳にしたことがあると思います。私も先日、インスタ映えを目指し、友人と長野県の木曽山脈(中央アルプス)にある宝剣岳という2,931mの山に登ってきました!

2,931mと聞くと高いと感じるかもしれませんが、宝剣岳の直下にある千畳敷カール(2,612m)までは、駒ケ岳ロープウェイで行くことが出来ます。そのため、1時間程度で山頂まで登ることが出来ます。しかし、山頂付近は岩場や鎖場が続いているため、消防の基本である安全管理を徹底し、無理をせず、危険だと感じたら引き返すことを友人と約束し、山頂を目指しました。

険しい岩場を登りきり、辿り着いた先には「トロルの舌」と呼ばれるインスタ映えスポットがあります。

その写真がこちらです!!

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「インスタ映え」してますよね??合成写真ではありません(笑)

天気が良ければ更にインスタ映えしたはずなのですが残念、、、(>_<)

 

これからも、安全には十分注意し、体力の向上とインスタ映えのために、色々なところに足を運びたいと思います!

「リピートアフターミー」

ほのおのにっき 2019年10月24日

The fire fighters did their best to save the children from the fire

【訳:消防士達は、子供達を火事から守るために最善を尽くしました。】

英文スタートという、ちょっと背伸びした始まりにしてみました。(笑)

私たちは普段から、いろいろなことを守り、そして守られています。

たとえば、英文のように火災から住民の皆さまを「守る」ために最善を尽くしています。

あるいは、火災の時は燃え盛る炎から、身体を「守る」ために、防火衣という特殊な服を着ています。

はたまた、消防法などの法を「守り」、火災・救急・救助・予防とたくさんの業務をしています。

このように私たち消防の身近には、「守る」という行為が多く存在しています。

そんななか、私はあるものを守ることに決め、約1年前からはじめました!!

消防士は、訓練や出動ばかりのイメージかと思いますが、実は長時間パソコンに向かい、カタカタ(タイピング音)と仕事をすることがとても多くあります。そこで私が守ることに決めたものは・・・

 

それは、目です!

ブルーライトから目を「守る」ブルーライトカットメガネ!

ついにメガネデビューです!!

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私は普段、メガネをかけていないので、初めてメガネをかけて仕事をしたときは、なんだかちょっと恥ずかしさもありました。それでも目を「守る」ためにかけ続けた結果、少しは目が楽になった気がします。

 

 ブルーライトから守られた私の、EYE【訳:愛!?】で、住民の皆さまを火災などの危険から守っていきます!!

部下の成長

ほのおのにっき 2019年10月18日

私は、日々の業務ストレスを趣味とガンダム観賞で癒している中間管理職です。

近年、私の下でメキメキと本領を発揮し始めている滝廉太郎似の「T」の成長について語ることにしました。。

「T」との出会いは5年程前だったろうか。

「T」は大学院の肩書き付きでやってきた!

見せて貰おうか、大学院の性能とやらを!!

当時、救助訓練指導の担当であった私はジオン軍の士官学校よりも厳しく「T」を指導した。

肉体的に優れているわけではなかったが、なんだかんだ言いながらも「T」は生まれたての小鹿のようにプルプルしながらも、私の試練についてきたことを覚えている。

思い返せば私の「T」に対する厳しさは、「T」のニュータイプの素質に嫉妬していたのかもしれない。自身も「私もニュータイプのはずだっ」と言い聞かせてきた。しかし、私はニュータイプではなかった。その疎ましさからなのか…

近年、IT環境において「T」の能力が覚醒し始めている

カチカチカチカチカチカチカチカチ・・・・

「速い!?ココに書いてありますだとっ!!??」

まだまだ青い

「フッ、坊やだからさっ

その消防本部は認めていても、うちの消防本部が定める根拠があるのだよっ!!」

しかし、「T」はこの事実に気づいたら、リックドムのように、仕事を瞬殺してしまうかもしれない・・・

最近では「T」の後輩たちからも、仕事を教えてもらうなら「T」からがいいとの声も聞こえてくるようになった。

「T」の丁寧な仕事や、真面目でやさしい人柄を後輩たちも見て感じているのだろう。

「T」は文書の作成能力も高く、各種通年行事や新たな事業に対する起案文書、依頼文書もサラッとこなしてくる。

かく言う私も、当務の朝に「T」がいることがわかると、共に調べものをすることや立入検査に行くことを、頼もしくも嬉しくも感じてきている。

そもそも、年中、自宅の部屋というコクピットで、パソコンと向き合っているニュータイプの「T」にITで勝てるはずもない。

「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを」

 

不得意な部門をやらせるのではなく、得意なところを認めて延ばしてやればよかったのだ。

 

「あんなに腕立て伏せをさせて、申し訳なかった」

 

「T」の真面目で丁寧な仕事ぶりは現在の係にとても向いていると考える。

我々の仕事は、一般市民の方々の自由や財産を制限しなくてはならないときもある。高い倫理感と使命感を持ち、明確な根拠を法令から示し不利益を与えてはならないのである。

 

「T」の能力は、今後の消防業務の中で必ず必要となり役に立つ。

「T」よ!興味さえ持てば、その能力はどんどん覚醒していくであろう。

私とともに、更に仕事を楽しんでいこうではないか!!

「寄席・落語」 The Final!

ほのおのにっき 2019年10月17日

みなさんこんにちは。

この日記で年に3回ほど登場する「寄席・落語」ネタです。

記憶にある方はご存知だと思いますが、落語好きの老体消防士3人が落語を楽しむため、東京まで一泊二日の弾丸ツアーを行っているお話です。

したがいまして各自が担当の月に、それぞれの思いを載せるため、年に3回ほどこの日記に「寄席・落語」ネタが登場する訳です。

 

長編となっております。興味のある方は暇な時にでもご覧ください。

 

・・・The Finalって!?・・・これについては後程。

 

それでは早速・・・一日目!

今年も行ってきました正月公演。(当然、1月ですので約9ヶ月前です。)

毎年同様早朝に華の都「東京」に向け出発し、午前11時頃には池袋到着。

「池袋演芸場」へ直行です。

12時開場ですが既に10人ほど並びの先客あり。

(悔しい、いつか先頭を奪ってやる。明日こそは!)

入場から夜8時までの約8時間、寄席を堪能いたしました。

(昼・夜の入替なしのため、最初の入場料2,800円で超お得! 1時間あたり350円)

二日目!・・・新宿に移動です。

「新宿末広亭」 今日こそは先頭をとるため1時間以上前に猛ダッシュ!

誰もいない・・・ガッツポーズ! (写真先頭が我が同士です。)

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・・・おや?・・・目の前に小さなパイプイスがあるぞ。・・・???・・・何だ?

先客がいました。ショック! 10分程前に来たそうです。 グ・ヤ・シ・イ!

まあ、気を取り直して、後ろのおばちゃんたちと御ひいきの落語家さんの話で盛り上がりながら入場です。

二日目は当然帰らなくてはなりませんので、昨日のように夜までは堪能できません。

夕方までの4時間をたっぷり堪能して、後ろ髪を引かれる思いで退場です。

(引かれるほど髪はありませんが・・・。)

この時、大事件発覚!・・・写真を見て下さい。

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前にも同士が紹介したと思いますが、寄席では出演予定の落語家さんの都合により急遽入れ替わりがあります。(手書き部分が変更です。)

何!!!トリが「春風亭一之輔」さんに変更。 あらら・・・「柳家喬太郎」さんも出るじゃん。

私くしの2大お気に入りが出る・・・どうする!!

夜まで見たら帰りは間に合わないゾ・・・もう一泊か!・・・しかし明日は仕事だったはず。

イヤッ!ひょっとして休みだったんじゃないか!?・・・そんな気もしてきた!

新幹線が止まってるんじゃないか!?

体調不良で東京で入院したことにするか。・・・頭の中で良からぬことを考えます。

しかし、真面目な地方公務員の老体3人は、「忍び難きをしのび、耐えがたきをたえ」手に手を取って帰路につきました。

てな具合で・・・無事に今年も行ってまいりました。・・・というお話でした。

・・・が、・・・The Finalについて・・・もう少しお付き合いください。

どうしてか・・・もう察しの付く方も見えると思いますが・・・そう、「定年退職」です。

私くしの消防人生が今年度で「The Final」、この日記もすなわちThe Finalとなります。

しかし、残す同士の二人が「寄席・落語」ネタを続けてくれることを祈っております。

(ただし、老体同士です・・・長くはないです。)

 

という事で、最後に落語にちなんで「オチ」のあるお話を一つ。

私が「消防」という職業を選んだ理由!・・・です。

 

※登場人物=与太郎(私の事です。)

昭和50年代のお話です。

無事高校3年生になった与太郎は、同級生が進学を考えている中・・・

「俺は天才だから、もう勉強は十分だ。早く就職して給料がほしい。自由に遊べる金がほしい。」という訳で、進学は一切考えません。

しかし、じゃ~どこに就職するのか?

呑気な与太郎は、親の心配をよそに真剣に考えようとはしません。

そんなある日・・・

友達と遊んでいると、近くで火事でもあったのでしょうか、消防車と救急車、パトカーも集まって来ているではありませんか。

「火事だ!火事だ!」 野次馬根性丸出しで与太郎はハシャイでいます。

そして・・・この日を境に与太郎は就職先を考え出しました。

「警察官」か! 「消防士」か!・・・さあ、どっち?

呑気な与太郎です。

就職するのに試験がある事は知る由もなく、勝手に二択で迷っております。

数日後・・・与太郎は就職先を決めました。

よし決めた!「消防士」になろう。

理由は、先日の火事でカッコイイ消防士を見た訳ではありません。

与太郎の決断した理由は・・・

就職という人生の「幕」を開けるなら、「白黒の幕」を開けるより、「紅白の幕」を開けた方が縁起いいじゃん。

「よし!消防に決~~~めた。」という事です。

  • 警察関係者の方へ・・・悪気はありません。

・・・このオチ・・・分かります?

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という事で・・・何とも単純な理由で、運よく消防の世界に入った与太郎は、山あり谷ありではありましたが、無事に42年間の消防人生を送り、今日に至った訳であります。

それでは、最後まで読んでいただいた皆様。ありがとうございました。

あと少々の在職期間はありますが、皆様の幸運を祈りつつ、災害の無いことを願いましてお開きとさせていただきます。

・・・お後がよろしいようで・・・

 

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