ほのおのにっき

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こどもの持つ力

ほのおのにっき 2017年1月24日

昨年の秋、火災予防運動の一環で保育園の年長さんたちに火災予防を呼びかけてもらおうと消防署と一緒に防火啓発活動を実施しました。

場所は、関市武芸川町内のとあるスーパーマーケット。

会場に準備された銀色、紺色、黄色の子供用に作られた3種類の消防の服。子供たちは、それを見るなり「わぁ~」という大きな歓声。子供たちのテンションは一気に最高潮に達しました(笑)

子供たちは、思い思いに自分の気に入った消防の服を身にまといました。ひとりの子は銀色に輝く火事の時に着る防火服。もうひとりの子は、「オレンジがいい~」と言って真っ先に救助服へ。オーソドックスに紺色の制服を選ぶ子も。

準備が整った子供たちに、「みんな火事は嫌いだよね~?これからお店に来る人に何て声をかけたら火事が起きなくなるかな?」 子供たちは、「う~ん」と考えた後、「たばこをやめればいい」とか「火を使わなきゃいい」などいろんな意見が出ました。その中で「火事に気をつけてください」に決まりました。

子供たちは、お店の玄関先に並んで待ちます。そして、お客さんがみえると大きな声で「火事に気をつけてください」と言って火災予防のチラシなどを手渡します。受け取った人は、子供たちの愛くるしさに満面の笑顔。あちらこちらで聞こえてくる子供たちの可愛い声。そして、至るところではじける満面の笑顔。会場は、あたかもにぎやかな花が咲いたようでした。

自分たちのような大人がやってもこんな雰囲気は作れないだろうなと、あらためて「こどもの持つ力」に感心させられる一日でした。

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バイクのススメ 【武儀】

ほのおのにっき 2017年1月23日

バイクって楽しいですよね。

今乗っているバイクは、ホンダのXR400RとハーレーのXL1200S、少し古めでマイナーなバイクですが気に入ってますwww

バイク通勤するだけでも気分がリフレッシュ、仕事のストレスも解消できます。

もちろん、ツーリングに行ければ最高です。

でも消防の当直明け(平日)に、こっそり家族に内緒で出かけると後で嫁や子供達からのプレッシャーでストレスが増えることもあったりします。

 

異動辞令が出た時は、地理を覚えるために新しい職場の管轄地区を走ります。

試しに入った道が袋小路で、知らない家の庭先でUターンすることもありますが、道を覚えるには一番の方法です。

他にも両手両足を操作しバランス感覚を駆使して走るので、ボケ防止に丁度いいとか、バイク整備すると、消防で使用する小型動力ポンプや発電機の修理に役立つとか・・

いろいろ良い事ばかり書きましたが、転倒危険など悪いことも同じくらい沢山あります。

でも興味があるなら、バイクに乗ってみてください。

好きになるか好きにならないかはあなた次第!!
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職人の仕事として「絶対にミスできない戦いがここにはある!」【予防課】

ほのおのにっき 2017年1月20日

キン、キン、キン・・・消防署の屋外階段から何かを叩く金属音。決して関伝統の刀を鍛えているわけではありません。

これは、危険物の法令で定められている「完成検査前検査」に合格した際、交付する金属プレート状のタンク検査済証に検査方法、検査番号、検査年月日を打刻しているのです。

打刻作業は専用の工具を用いて職員の手作業によって行われます。叩く力が強いと文字や数字が二重になったり、また、弱すぎるとはっきり読み取れなかったり、さらに、プレートに対して工具が垂直に接触していないと文字や数字の一部が欠けてしまうなど、綺麗に文字や数字を刻印するためには絶妙な力加減や感覚を必要とします。

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私は平成28年4月から危険物規制に関する業務の一環として、この打刻作業に携りました。タンク検査済証は、真鍮(読:しんちゅう=銅と亜鉛の合金)で大変高価なものであり、年度初めに一定数を発注するのみで年度途中に追加発注はできません。そのことを知り、毎回打刻する前には手が震えてしまいます。

先輩職員から「前任者は上手に作っていたよ」などとはっぱをかけられたり、高価なもので追加発注ができないというプレッシャーの中で、「絶対にミスできない刻印」が今ここにあるのです。

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消防署から、キン、キン、キンという金属音が聞こえたとき、それは職人が仕事をしているとき・・・なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駅伝の小話 【西分署】

ほのおのにっき 2017年1月19日

例年1月2日と翌3日の2日間にわたって行われる箱根駅伝を毎年お正月の楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。正式には「東京箱根間往復大学駅伝」というこの大会ですが、今年は青山学院大学の3連覇となりましたね。ところで「駅伝」の由来はみなさんご存知でしょうか?

インターネットで「駅伝 由来」と検索してみて下さい。へぇー!なるほど!となりますよ。言葉の由来を色々調べてみると、面白いですね。

走ると言えば、中濃消防組合でも毎年12月に職員マラソンを実施しています。職員は前回より良い記録を出すために努力を続けています。私も定期的に中池公園にある池の周りをランニングしていましたが、最近はサボり気味・・・。年末年始の運動不足でお腹の肉が気になってきたので走ることを再開しようかと思っています。みなさんも健康のため走ってみてはいかがでしょうか。

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映画「海賊と呼ばれた男」を鑑賞 【板取川出張所】

ほのおのにっき 2017年1月18日

某石油会社の創業者をモデルとした、主人公・国岡鐡造が国岡商店を大企業に発展させていく過程で、様々な困難が降りかかります。しかし、国岡鐡造(くにおかてつぞう)と国岡商店の社員が、一丸となり困難を乗り越えて行く姿は、企業・組織に属する者として必見です。

私が特に印象に残ったのは、製油所の操業を開始することになるシーン。国岡鐡造の確信的な信念と、ゆるぎない情熱により、社員の心がひとつになっていき奇跡を起こします。

まさに故事成語、漢詩漢文の名言

「士は己を知るもののために死す(男子は自分の価値をわかって待遇してくれる人のためには、命をも投げ出す)。」を思い出しました。

国岡鐡造と社員の困難に負けない魂、上司と部下の信頼関係の築き方に、部隊という組織の中で働く消防士として、胸に熱いものが込み上げ、感慨無量でした。

私も職場では中堅の立場です。職務遂行や部下指導の参考にしたいと思います。

 

※ちなみに、このモデルとなった某石油会社のコレクションに「仙厓」さんの書画があります。

この仙厓さんは関市武芸川出身、美濃にもゆかりのある方です。一度、調べてみると面白いですよ!

仙厓さんに関係あるところを写真でご紹介します!
04 20170118itadori2武芸川ふるさと館(下記地図参照)

04 2017118itadori3美濃市清泰寺(下記地図参照)

原作を読むのもおすすめです!

真冬の潜水訓練 【警防課】

ほのおのにっき 2017年1月17日

 

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雪が積もる中

 

 

 

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いざ川へ!

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※写真は過去のものです

 

 

水難事故は夏にだけ発生するものではありません。

いつ水難事故があっても活動ができるように、当組合の潜水士隊は冬でも訓練を行っています。

夏は体が水に濡れるウェットスーツを着用しますが、冬は体が水に濡れないドライスーツを着用して訓練を行っています。

しかし・・・やはり冬の訓練はとても寒い・・。

今年も冬の潜水訓練を予定しています。見かけたら暖かい目で見守ってくださいね。

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赤い除雪機 【洞戸出張所】

ほのおのにっき 2017年1月16日

今年も雪のシーズン到来です。

消防署では、雪が降り出すと出動の有無にかかわらずまずは消防車にタイヤチェーンを装着します。車体もタイヤも大きくて着けづらいです。

続いて庁舎車庫前の雪かきへと進みます。これも必須作業で、緊急出動時に安全に車庫から道路へ出るためのものです。

雪が少ない場合は体力練成も兼ねて職員総出で雪かきをしますが、しっかり積もりそうな時や連日降り続く時などは、洞戸出張所の秘密兵器である赤い除雪機が登場します。

あえて消防をイメージしての朱色ではないと思いますが、消防ぽくって格好いいものです。

エンジン調整も済ませ万全の状態で年越し待機中でしたが、現在大活躍しています。

ホントに私たち職員の強い味方です。

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マッチョな肉体はお好きですか? 【関消防署】

ほのおのにっき 2017年1月13日

みなさんは「男らしくて・たくましい」そんなマッチョな肉体はお好きですか?

消防署では日々の消火、救助、救急活動訓練に加えて、全ての活動の基礎となる体力づくりに取り組んでいます。その体力づくりにはいろいろな種類がありますが、今回は筋力トレーニングいわゆる「筋トレ」についてお話しします。

私達は筋トレをただ闇雲にするのではなく、主に3つのポイントに重点をおいています。それは「筋トレ・栄養補給・休養」です。筋トレは消防署にあるトレーニングルームを使用して筋肉に高強度の負荷を与え筋肉を破壊します。次にプロテインなどのサプリメントを使用して筋肉へ栄養補給をします。そして最後に破壊した筋肉をゆっくりと休ませます。

このようにして災害現場でもしっかりと活動できるマッチョな体になるために努力しています。みなさんの憧れの存在となり、消防署の人はかっこいいな!と言ってもらえるよう今後もこの「筋トレ」を継続していきます。
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平成29年 管理者点検を実施しました 【総務課】

ほのおのにっき 2017年1月12日

04-honoo-201701121月11日、寒風が吹く中、平成29年管理者点検を実施しました。

管理者点検とは、毎年1年の初めに実施する行事で、職員の身だしなみを管理者(関市長)が点検します。身も心も引き締めて1年のスタートを切るための大事な行事です。

服装点検・・・服装が乱れていないかを前後から点検します。
04-honoo5-20170112手帳点検・・・消防吏員が全員持っている消防手帳のチェックです。
04-honoo2-20170112寒さに耐えながらも、節度ある動きで行いました。

 

管理者点検後には、管理者の前で関消防署員による車両点検を実施。
04-honoo4-20170112装備も点検バッチリです。

 

点検は無事終了!決意も新たに、今年も職員一同、住民のみなさんの力になれるよう業務に取り組んでいきます。

今年も中濃消防組合の人員・車両の出動準備は、いつでもできていますよ!!

「家庭内DIG」をやってみよう!! 【津保川出張所】

ほのおのにっき 2017年1月11日

わが家で「家庭内DIG」をやってみました。

 

DIGって何?

 

地域の自治会や市役所、学校などで、参加者全員が地図を囲みながら災害が起こった時にどこが危険か、地域の弱いところはどこか、そのときどう行動するのかなどをチェックし、防災対策をする図上訓練です。

それを、家庭内で行いました。

勝手知ったる「わが家」です。危険なところをチェックしよう‼

ということで、小学生の子供たちと一緒に自宅の図面を作ってチェックしました。

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寝床で危ないとこは?

「タンスが倒れてくる~」

「それじゃあ寝床にタンスを置かないようにしよう」

「おもちゃが壊れる」

「それはしょうがないね・・・((+_+))」

ダイニングでは、

「どこに逃げるの」

「テーブルの下」

 

などなど、危険なところがありました。家具の固定、避難場所の確認、対策しなければ‼

 

地震など大きな災害はいつ起こるか分かりません。30年以内に起こるといわれ続けている東海地震。

今この時、この瞬間に起きても不思議ではありません。

いつ起こるか分からないからこそ、対策はしっかり行わないと自分の命、家族の命を守れませんし、自分や家族が無事でなかったら周りの人を助けることもできません。

私の場合、消防の使命である人命救助に行けません。大変です。

災害の時に、自助・共助・公助が必要と言われています。

一番重要なことは「自助」です。自分や家族が無事であること‼

やってみましょう「家庭内DIG」

そして危険なところをチェックし対策しましょう。

今すぐインターネット「家庭内DIG」で検索‼

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