人間多かれ少なかれ様々なストレスがあると思います。
私たち消防職員も例外ではありません。
悲惨な現場からくるストレス、人間関係のストレス、
そしてストレスが原因のうつ病。
しかし私達の仕事は人命を救うこと!!
市民の皆さんの要求に100%の力で応えられる様、ストレスゼロでクリーンな職場を目指して行きたいですね。
そう思うと、やっぱり趣味は大切ですよね。
ちなみに、私の趣味は金魚鑑賞ですwww
ほのおのにっき
ストレスに負けない!! 【武儀出張所】
活動現場以外でも「指さし呼称」!!【予防課】
お昼休憩になると20名の消防本部の職員うち、ほとんどの人は事務室のマイデスクで昼食を摂ります。
中濃消防組合には売店はありませんので、昼食は「愛妻弁当」や「コンビニ弁当」など人それぞれです。
お弁当を食べる時は、温かくして食べたいですよね。
ですから給湯室の古くて一つしかない電子レンジを、譲り合いながら弁当の温めに使っています。
ある日、私がコンビニ弁当を電子レンジに入れ、温めを始めました。
その日は午後からの資料作りなどで余裕がなく、弁当を温めている間もデスクに戻って資料作りをしていました。
しばらくして「チィ~ン」と音が鳴り、弁当が温まった合図が聞こえました。
弁当を取りに行くときに、ん??少し長かったような。。。と思っていたら、コンビニ弁当の容器が変形しているほど温められていました。熱くてすぐに持てません!
「アツ!ツ!ツ!ツ!」と言いながら弁当を持ち「タイマー触ったの誰ぇ~??」とみんなに聞いてもニヤニヤしているだけでわかりません。
ときには、こんな子供みたいなイタズラを先輩後輩関係なく、互いにやりあっています。
でも、タイマーの設定時間を自分が間違えたことも完全には否定できません。
それからは大きな声で「指さし呼称」しながら、「1分30秒 よし!」と言いながら電子レンジで弁当を温めています。
みんなからは、またバカなことをやってるみたいな顔で笑われていますが、「指さし呼称」を始めてからは弁当は適温に温められています。
活動現場でも事務室でも安全確認の「指さし呼称」は有効なんですね。
このイタズラの流行が終わるまで続けていきます。
消防ホース洗浄 【西分署】
火災で使用して泥等で、汚れた消防ホースを洗っている写真です。
消防ホースが真っ白になるように洗うのはもちろん!
もっと重要なのが、金具部分の砂等を洗い流すことです!!
なぜかと言うと、消防ホースの長さは基本的に一本20mで、それ以上の距離を伸ばすには金具を結合させて、40m、60m、80m・・・・と伸ばしていきます。そのため金具部分に砂等が入り込んでいるとしっかり結合できず、水を通した際に金具が外れて非常に危険になったり、消火活動の遅延となってしまうからです。
ホースの金具はこんな感じ。
1つのホースにオス金具とメス金具があって繋げることができます。
メス金具には小さな部品が入っていて、砂利が入るとスムーズに動いてくれません。
分解すると小さな部品が!!(ホースタイヤについてはこちらもどうぞ!)
使用後のメンテナンスにも気をつかい、資機材を大切に使うようにしています。
毎朝の日課 【板取川出張所】
板取川出張所では毎朝の日課があります。それは、“新聞を取りに行く事です”
みなさんの家には、毎日当たり前のように新聞が配達されているかと思いますが、板取や洞戸の一部の地域では10数年前から、過疎化により新聞を配達する人がいなくなり、家まで新聞を配達することができなくなってしまったんです・゚・(ノД`;)・゚・
そこで、新聞販売店がその問題を解消するために打開策を考えました。それは、バス停や集会所など、特定の場所に各地区分の新聞をまとめて届けて、そこまで各自が新聞を取りに行くというものです。
消防署でも毎朝職員が、100メートルほど離れた民家の軒先まで坂を下って新聞を取りに行っています。今の時期のような冬の朝は、寒さが骨身に沁みます(((( ゚Д゚))))
けど、それも悪いことばかりじゃなくて、その分の新聞代が安かったりしますO(≧▽≦)O
市街地では考えられないようなことですが、今では当たり前の日課になっています。
各社の新聞が地区の部数分(数十部)入っています。
ヒートショックにご注意下さい! 【警防課】
「ヒートショック」とは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することなどが原因となり起こる健康被害のこと。
特に冬場の入浴では、暖かい居間から寒い風呂場へ移動するため、 熱を奪われまいとして血管が縮み、血圧が上がります。
お湯につかると血管が広がって急に血圧が下がり、血圧が何回も変動することになります。
湯船に浸かって「ふ~、気持ちい~」なんてときは、実は血圧が下がり危険信号が点滅しているときなのです!
寒いトイレでも似たようなことが起こりえますよね。大きいほうが出たときなど(笑)
血圧の変動は心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中につながりかねません。
当組合管内においても12月から3月の寒い時期に、自宅内の浴室や脱衣所で倒れて救急搬送される高齢者の方々が増えています。そして、そのほとんどが発症してから長時間経過しており、手遅れのケースが多くあります。
しかーし!ヒートショックは予防できます!
色々な対策法がホームページ上に掲載されており、一つの小さな対策が一人の尊い命を守るのです。
ここでも、いくつかのお風呂での予防法を紹介しますので、是非とも実践してください!
【脱衣所】
・居間など暖房を使う部屋と脱衣所がつながっている場合は、ドアを開ける
・脱衣所用にヒーターやストーブを設置する
【浴室】
・シャワーで湯はりする等して浴室全体を温める
・脱衣所でストーブなどを使っている場合は入浴前に浴室の扉を開ける(火災にご注意下さい!)
【入浴】
・ぬるま湯のシャワーを手足からかけ、お湯に体を慣れさせてから湯船に入る
・できるだけ半身浴でお湯の温度は38℃~41℃以内に設定する
・浴槽から出る際は立ちくらみに気をつけてゆっくり立ち上がる
・食後、飲酒後すぐの入浴は絶対に避ける。
倒れてからでは遅いのです!
まずはこの記事を最後まで読んで頂いた、あなた!
今日から始めてみましょう「ヒートショック対策を!」
第3回中濃消防登山部山行日記 【洞戸出張所】
今回で3回目を迎える山行日記は、11月に紹介した関市板取の蕪山です。
前回は色とりどりに染まった紅葉の中での山行でしたが、今回は白一色に雪化粧した、まるで別の山!?
と感じる蕪山を2人で登りました。
蕪山がある関市板取地域は、県内でも有数の豪雪地帯であるため、年始の大寒波により、路肩や民家の庭先には1m近い雪が残っていました。
そのため、いつも車を停める21世紀の森公園には四駆ですら入ることができず、国道からの登山となりました。
登山口付近の積雪は30センチ程度でしたが、登るにつれてどんどん雪深くなり、気付いた時には膝上まで埋もれていました。
そこで登場したのが「輪カンジキ」です。
それまでの苦労がウソのように、深く積もった雪の上をすいすい歩けるばかりか、登山道ではない所も真っすぐ登ることが出来るのです。
日本人が考え、古くから使われ続けているものの素晴らしさを実感できた瞬間でした。
とは言うものの、登山道も雪に埋もれて分からないため、自分達の記憶とスマホに保存したトラックログ(GPSの軌跡)を頼りに登り続けること3時間(普段の倍)、遂に山頂に到着したのでした!!!
その絶景たるや、言葉では伝えきれませんので写真から感じ取って頂けたら幸いです。
冬の冷たく澄み切った空気は、遥か遠くの山々(白山、御嶽山、乗鞍岳など)を、いつもより近くに感じさせてくれました。
そして、そんな絶景に囲まれながらの昼食は、雪を溶かしたお湯で頂くカップメンと淹れたてのコーヒーです。
味は皆さんのご想像にお任せします。
今後も中濃消防登山部は、四季折々の山をお伝えしていきます。
それでは第4回もお楽しみに!
腹が減っては戦はできぬ 【関消防署】
〇〇育といえば? 【総務課】
〇〇育と聞いて、みなさんは何が一番に思いつきますか?
僕は、あえて言うなら「食育」でしょうか?しかし、ここは消防のHPです、消防といえば「防火教育」がやはり大事ですよね!
実は、我が家では先の食育と防火教育を併せて、行っていたこと気付きました。
関西出身の妻は、夕食が「たこ焼き」というのは普通で、よく家族で焼きます。
それも、業務用と同じ作りの「ガスの炎が見える」家庭用サイズのたこ焼き器で調理しないとだめなのです。(このために、部屋にガス栓をわざわざ取り付けました。)
これを使うには、ガスのホースをつなぐ、コックをひねってガスを出す、マッチやライターでガスに火をつける、空気量を調整する。
焼け具合によって、ガス量を調整する、炎の色を見て酸欠じゃないかを知る。
など、現代社会では、子どもたちがなかなか体験できなくなってしまった、「火」を扱う機会があったのです!
そして、親子でたこ焼きを転がしながら、口にアツアツの関西風(中身がどろっと柔らかい)たこ焼きを放り込み、はふはふ、「あつ~い、やけどする~」と言いながら、「火遊びはしたらあかんで!やるときは、お父んと一緒にやろ!」と会話しながら食べていたのです^^。
最近の子どもたちは、幸か不幸かマッチやライターを使う機会が減っています。でも、誕生日ケーキのローソクなどに自分で火をつけさせて、マッチやライター、火の便利さと怖さ、ありがたさなどを、大人の責任のもとで教えることも大事な時代になってきたのかなと思います。
そして、絶対に子どもだけで火遊びしないことも教えてあげてください!
(子どものみなさんも、火遊びはしないでね!)
身近な安全確認 【津保川出張所】
山道を走る!! 【美濃消防署】
2017年1月10日のほのおのにっき(クリックで開きます)に掲載されていた内容を覚えていますか?
瓢ヶ岳トレイルランについての内容でしたが、私も参加した一人です。
実際に参加してみたことで興味が湧いてきたので、美濃市内で同様な大会が開催されていないか調べてみたところ…。
2017年5月3日(水)に美濃市運動公園・古城山で
「MINO Trail Enduro Challenge-2017」が行われるそうです。
このトレイルランは1週約5㎞のコースを4時間耐久で走るもので、時間内で何周回れるかを競います。2~5人チームを作って走る団体の部と、個人の部があります。4時間孤独に耐えて走るより、仲間と一緒に走った方が、疲労感も気分的に少なく感じるのではないでしょうか?
みなさん、日頃の運動不足を補うために、ぜひ!ぜひ!一緒に参加してみませんか?