ほのおのにっき

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点検「命」!!準備がすべて!! 【関消防署】

ほのおのにっき 2016年10月28日

今日も1日が始まります。
皆さんの職場では朝1番に何の仕事をしていますか?
私たち消防士の朝1番の仕事は、消防車や救急車の点検をすることです。
それでは、どのような点検をしているか紹介します。

04-honoo-20161028「右ウインカーよし、左ウインカーよし、サイレンよし。回転灯よし。」もし、電気が点かなかったり、サイレンが鳴らなかったら一大事です。
しっかりと確認します。

 

04-honoo2-20161028この写真を見てわかるように、車の中にはたくさんの道具が載っています。どれも消防活動に必要な道具ばかりなので、いざという時に使えないと困ってしまいます。いつでも使えるように数や状態を確認します。

 

04-honoo3-20161028これは、消防車がちゃんと水が出せるか確認をしているところです。消防車は水が出せないと意味ないです。ちゃんと動くかどうか、変な音がしないかどうか確認をします。

 

04-honoo4-20161028この白い部屋は、急病人やけがをした人を処置して運ぶ救急車の中です。救急出場した時に使う血圧計やAED(電気ショックが出来る機械)などたくさんある道具を確認します。

 

皆さんどんな点検をしているのかわかりましたか?

今回紹介した点検の様子は、ごく一部です。昨日その車両を使っていないからといって点検を怠ることはありません。全ての車を完璧に点検して災害に備え、いつでも出動できるようにしています。

 

点検に興味がある方は、朝8時20分ごろの関消防署で見ることが出来ます。ぜひ足を運んでみて下さい。

秋の夜長に  【総務課】

ほのおのにっき 2016年10月27日

 「秋」といえば真っ先に思い浮かぶのは、「食欲」、「スポーツ」や「紅葉狩り」、そして最後に「読書」とくるのがいつもの僕です。
 本部へ来て3回目の秋を迎えた今年は順番が入れ替わり、「読書」が一番目です。
 これは、秋の夕暮れはつるべ落としと言われるように、帰宅する時には木々の葉っぱの色は見えません。週末は子どもの部活の試合などで引率のため、スポーツを見ても自分は出来ず(涙)、事務仕事では運動量が少ないため、太らないように食欲を抑えているので、これも一番に持ってこられません。
(消防=訓練が仕事というイメージが強いですが、実は事務仕事が多くありますよ!)

 そこで、普段、なかなか読めない(読まない?)本を、寝る前の数分やトイレで読むことにしましたが、これがなかなかいいものだと実感しています。
 ここで、一冊、ご紹介したい本があります。

  「国士舘物語」著:栗山圭介 出版社:講談社
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著者の栗山さんは、当本部の管内、関市のご出身なのです。
今までは本を読んでも、作者の方を本当に身近に感じて読めたことはありませんでしたが、管内の街で生まれ育った方が書いた「本」というだけで、何か特別な気分で読み進めました。

内容も大変おもしろいです!
詳細は読まれた時のお楽しみとして伏せておきますが、若者もいい年になった方もそれぞれの読み方、楽しみ方ができます。また、消防はやはり体育会系の体質が良くも悪くも色濃く残っていますが、そこと重なる部分もあり、より一層、いろいろな感情や考えが頭の中を駆けめぐり、一気に読むことができました。

秋の夜長におすすめの一冊です!
※現在、岐阜新聞の「素描」にも毎週月曜日執筆されています。

 

 

 

秋晴れの放水 【津保川出張所】

ほのおのにっき 2016年10月26日

先日、津保川沿いの河川から消防車で水を吸い上げ、放水訓練を実施しました。

上之保地域は山間部が多く消火栓や防火水槽が無い所では、頼りになるのは自然水利です。

消防署では、このような訓練も定期的に実施しています。

訓練を終え、ふと周りを見渡すと、色付き始めた紅葉が目に入ってきました。

この場所は、上之保川合上地域の津保川沿いで地域の人からは赤鍋峡と呼ばれています。

川と山が織りなす造形美も、いっそう趣きが深まっていく気配です。黄色やオレンジの暖かな色が重なりあって、いよいよ秋本番(*^_^*)

この景色を眺め訓練の疲れを癒してもらいました。

 

高賀山 山岳救助訓練 【美濃消防署】

ほのおのにっき 2016年10月25日

美濃消防署管内では、秋の行楽シーズンを迎えるにあたり、「高賀の森水」で有名な関市洞戸高賀地内において、標高1224mの高賀山で登山者の急病に対応する山岳救助訓練を行いました。

 

訓練当日は、清々しいほどの秋晴れであったため、登山にふさわしいと感じている最中・・・「65歳男性、登山中に胸の苦しさを訴え、救急要請」と指令情報あり。登山道を30分ほど進むとなんとそこには、情報通り男性(以下、要救助者)が苦しそうに座り込んでるではありませんか。今回は正確な位置情報によりいち早く要救助者に接触できました。04-honoo2-20161025

「今すぐ助けるぞ!」という皆のはやる気持ちもありましたが、登山道を下るのに倍近い時間を要しました。要救助者を安全に揺らすことなく搬送するには狭い登山道を慎重に進まなければなりません。これが、本番の救助で奥地であればあるほど・・・「ぞっ(+o+)」としますが、そうならないためにも私たちは体力向上を日々行っています。04-honoo-20161025

皆さんも、登山などお出かけするときは楽しむことも大事ですが、安全に楽しんでください。でも・・・いざというときは、「119番」を要請してください。その際は、携帯の設定やアイテムを利用し座標位置を知らせて頂くと、いち早く救助ができます。

南アルプス登山 【指令課】

ほのおのにっき 2016年10月24日

通信指令員は勤務中、通信センターから外に出ませんので非番・公休に体を動かしていないと運動不足になってしまいます。そこで夏山シーズンも終わりに近づいていますが、南アルプスの仙丈ケ岳へ日帰り登山をしてきました。長野県伊那市から南アルプス林道バスに乗り、北沢峠から登りました。

12時過ぎには仙丈ケ岳の山頂に到着!天気を心配していましたが、雲が少なくなり日本最高峰の三座を並んでみることができました!04shirei10241

帰りは足場が悪い沢沿いを駆け下り、15時には登山口へ到着しました。

もともと7時間30分のコースを6時間で降りてきたので足はガタガタ、精神的にはクタクタになりました。

運動不足の解消にはなりましたが、もっと余裕を持った計画でのんびりと景色を楽しめばよかったです。

 

登山をされる方は余裕を持った計画で登って下さいね~。

武芸川ええとこ紹介!!~関市武芸川健康プール編~【武芸川出張所】

ほのおのにっき 2016年10月21日

みなさん、秋と言えば何を想像しますか?

秋と言えば…食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋などがありますよね。

今回は、武芸川ええとこ紹介の第2弾!

スポーツの秋に因んで、武芸川出張所の職員も休みの日に体力向上を目的によく利用する

「関市武芸川健康プール」について紹介したいと思います。04muge1021

 

場所は、関市武芸川町八幡1535番地で武芸川出張所から直線距離約300m、徒歩3分のところにあります。

きれいな更衣室やシャワールーム そして、な、なんと プールの横にはジャグジーまであるんです。

泳いだあとに疲れた体を優しく癒してくれること間違いなし!

プールの長さは17.5m。温水で年中快適に泳げますよ!

 

4月から定期的に利用し始めた金槌だった職員もなんと

今では100m以上も泳ぐことができるようになりました。

まさに「継続は力なり」ですね。04muge10212

なお、利用される際は、開館時間、休館日等を関市武芸川健康プールのホームページで確認してくださいね。

ドクターヘリの周りは危ない 【武儀出張所】

ほのおのにっき 2016年10月20日

先日、ケガをされた方をドクターヘリで搬送する事案が発生しました。

私たち、消防は救急車で傷病者を搬送するだけではなく、傷病者の状態によってドクターヘリ搬送する場合もあります。

ドクターヘリで傷病者を搬送するときは、救急車の他に、消防車離着陸場の近隣住民の方々に危険を知らせたり、ヘリの風で物や土ぼこりが飛散しないように水をまいたりと活動を行います。

先日の活動の際、ドクターヘリが来るということで、
物珍しくドクターヘリに近づいて写真撮影や見物する人が多くみえました。
ドクターヘリの周りは、とても風が強く何が飛んでくるかわかりません。
そこで誰かがケガをされたら、助けにきたドクターヘリが逆に人を傷つけることになります。
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ドクターヘリが離着陸する際は、近づかず職員の指示に従うようにご協力をお願いします

熱心なお客さん 【総務課】

ほのおのにっき 2016年10月19日

04-honoo1-20161027ある日、当組合にいらっしゃったお客さん。
お目当ては、関消防署に配備されている「関タンク1号車」!
平成28年2月に配備された、当組合最新の車両(水槽付消防ポンプ自動車 CAFS付)です。
関消防署に配備されたという情報を入手し、写真を撮るため、わざわざ名古屋市から来てくださいました。

シャッターを開け、細部までじっくりと撮影していらっしゃいました。
04-honoo2-20161027お話をしていたら、消防車に対しての熱意がひしひしと伝わってきました。
他県の消防本部を回り、シャッター内部まで細かく撮影した写真を集めていらっしゃるそうです。
※「ホームページに掲載してよろしいですか?」と聞いたところ、「光栄です!」と快く承諾してくださいました。ありがとうございます!

消防に興味を持っていただけることは、我々にとっても嬉しいことです。
時間のある限り対応しますので、興味ある方はぜひお近くの署・出張所まで来てくださいね!

 

Do It Yourself 【西分署】

ほのおのにっき 2016年10月18日

西分署です。

西分署の庁舎裏にはエアコンプレッサーやLPボンベが置いてあり、風雨で傷まないように、先人の職員たちが作成した屋根があります。

最近では、経年劣化により雨漏りも激しいため、修復することにしました。しかし、このご時世、なかなか予算もつきません。。。

そこで、

DIY

日曜日などの業務が比較的少ない時を利用して、自分たちで修復します。04nishi1018傷んでいるトタン板を外しているところです。

落下の危険性もあるので、ヘルメットを着用です。そして自己確保ロープも!

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この写真、お分かりでしょうか!

作業者が転落するといけないので命綱を設定してあるのですが、庁舎には丈夫な支持物がありません。

そこで、救助の現場で使う技を駆使し、流動分散という方法で命綱を作ってあります。

ベランダの手すり支柱に掛けてありますが

1本では不安なので3本の支柱を利用することにより、作業員60kgの体重でも大丈夫です!

しかも、作業者が左右に移動しても、3本の支柱に力が分散されて加わり機能的!

 

トタン屋根を外して鉄骨部分を清掃し、錆び止め塗料を塗って、本日はひとまず終了です。

また、時間があるときに、屋根を張っていきたいと思います。

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この写真は、錆び止め塗料を全身に浴び、洗濯している作業員です(笑)

 

 

「えっ!? それってどういう意味ですか?」 【板取川出張所】

ほのおのにっき 2016年10月17日

地元出身の先輩がよく方言を使います。

ある日のことですが、車庫に消防車を駐車したところ、その先輩から「ハスになっとるぞ!」って言われました。

なんのことかさっぱりわからなかったので、先輩に意味を聞いてみると、真っすぐに入っていないということ(曲がっていること)だったみたいです。

先輩は、「わからない言葉の前と後を聞けばどういう意味かだいたいわかるはずだ。」と言っています。

 

その他、分からなかった方言を一部挙げます。

・ズボンのせめがとれた (ズボンのボタンがとれた)

あっくいを踏むな (かかとを踏むな)

・今年のきゅうりはよくしとなった (今年のきゅうりはよく育った

・今日は少しいきる (今年は少し蒸し暑い

・栗がえんで取り頃 (栗が実って取り頃)

・あの人に言われたことがごがわいた (あの人に言われたことが非常に腹が立つ

 

みなさんはいくつ意味を理解できましたか?

また、【わせ・ひね・おくて】などのように一般的に方言と思われている言葉もありますが、辞書にも載っているれっきとした標準語なのです。

まだまだ、たくさん聞いたことのない方言がありますが、方言を使った会話を聞くと、なんだか親しみがわいてきませんか?
04-honoo-20161017