ほのおのにっき

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雪山のアルプス

ほのおのにっき 2018年5月16日

登山を始めて早10年、ついに雪山のアルプスを登って来ました!場所は中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2,956m)です。

ここはロープウェイで標高2,600mのところまで、一気に銀世界へ運んでくれるので、日帰りで雪山登山が出来ます。

ロープウェイの駅から山頂までのコースタイムは2時間ほどですが、カール地形(雪崩が起きやすい危険地帯)の急斜面を駆け上がらなければなりません。歩く距離が短いので楽勝と思っていましたが、高度順応が出来ていない状態で急斜面を登ったため、稜線に着いた頃には、ヘトヘトに疲れ頭痛がしてきました。呼吸を整え少し休んだところ頭痛が治まったので、稜線を1時間ほどゆっくり歩き山頂に着くことが出来ました。

その日の気温はマイナス2度、風速は20mありましたが、晴れていたので山頂から南アルプスや富士山を見る事ができ絶景を楽しむことができました。

消防士として、普段から体力錬成の一環として登山やランニングをしていたので、体力に自信をもっていましたが、標高の高いところでは体力の消耗が激しいため登山計画に無理があったことに気が付きました。

標高の高いアルプス等を登るときは、十分な体力作りをしてから、自分に合った登山計画を立てて登りましょう。

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私の仕事

ほのおのにっき 2018年5月15日

消防士は火を消したり、救急車で出場するだけが仕事ではありません。

火災予防といって、例えばデパートやお店に行き、消火器や避難器具などの消防用設備を確認するなど、火災が発生しないように、また、ひとたび火災が発生しても安全に消火や避難ができるように指導するのも消防の仕事の一つです。

その火災予防の中には「幼児防火指導」という仕事もあります。これは、小さな子にも防火について学んでもらうことを目的として行っている取組みです。わたしたちが幼稚園や保育園に行き、着衣に着火した場合など火災にあったときの対処法などを身に付けてもらいます。

この幼児防火指導を行う担当者を幼児防火教育指導員 「みらい隊」と言います。今年度は16名の職員がみらい隊として活動します。

ちなみに私は、今年度からみらい隊の一員となりました!
 

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これは、みらい隊の幼児防火指導の練習風景です。子どもたちに楽しんで学んでもらうことをイメージして練習から本気で取り組んでいます。

 
管内の園児のみなさんは、私たちみらい隊が来るのを楽しみに待っていてください。
そして親御さんは、お子さんに学んだことを聞いてあげてください。

家族みんなで火災予防に努めてくださいね!

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みらい隊のメンバーです

習慣の原則 

ほのおのにっき 2018年5月14日

皆さんには習慣にしていることはありますか?

私は昨年、30歳という節目を迎えたことから読書を始めましたが、最初はもちろんうまくいきませんでした。経験のある方もいると思いますが、本を読もうとしたのに、「気付いたらスマートフォンを触ったりしている」「今日は疲れたから明日からでいいや~と思って翌日も読まない」などなど。

しか~し、そんな私ですが今では読書が習慣化しています。体験談として、習慣化するために最も必要なことを、2つ挙げさせていただきたいと思います。

まず一つ目は、ある程度お金をかけることです。このご時世、図書館で借りたり、ネットで安く購入したりなど、読むために様々な選択肢があります。

人間は損をしたくない生き物と言われており、この心理を上手く利用して、あえて新品で購入することで「読まないと損」と意外に自己暗示がかかり読むことができました。

二つ目は、周囲(職場や家族)に習慣にしたことを公言することです。言ったからにはやらないとかっこ悪いですからね。

やらざるを得ない環境を自分で作ることがとても必要だと思います。(今はやる気に満ち溢れていても、未来の自分は思うほど強くないってことですね(笑))

この2つは、他にもランニング・筋力トレーニングをするといった習慣化したいことにも応用することができます。これも私の体験談ですが、最初に靴やウェアを購入することで、損をしたくない意識が働き習慣化することができました。

皆さんも自分にとって良い習慣を何か初めてみてはどうでしょうか。

 

※写真は私がお勧めする購入本の一部と、通っているジムのトレーニング風景です。

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今年は…

ほのおのにっき 2018年5月11日

今年もすでに5月半ばです。今年は私の何回目かの生まれ年です。年男、年女と呼ばれますが、生まれた年と同じ十二支の年を迎えた男女です。今年は戌年です。戌は、元々は滅「めつ」・「ほろぶ」の意味で、草木が枯れる状態を示していましたが後に、覚えやすくするために、動物の犬が割り当てられました。

そこから、犬の親しみやすい性格や、犬はお産が軽いことを結び付けて、安産をしたいなら戌の日が吉日だとか、おめでたい意味を持つようになりました。何か新しいことに挑戦しようという前向きな人にとっては、チャンスの年になるかもと…いわれています。そんな、「戌年」に私は、誕生しました。

 

昭和21年以降の出来事

主な出来事
昭和21年 ・新潟県村松町で大火 焼損棟数1,337
・南海地震 M8.2   死者 1,330
昭和33年 ・東京タワー完成
・フラフープ大流行
・1万円札発行
・浅間山噴火
昭和45年 ・日本万国博覧会(大阪万博)
・日本航空「よど号」ハイジャック事件
・ボウリングブーム
昭和57年 ・東京赤坂 ホテルニュージャパン火災発生
・500円硬貨発行
・東北新幹線・上越新幹線開業
・テレホンカード発売
平成 6年 ・日本人初の女性宇宙飛行士 向井千秋さん宇宙へ
・北海道東方沖でM8.2の地震
・関西空港開港
・流行語
「イチロー効果」
イチローが活躍し、プロ野球全体に活気を取り戻した。
平成18年 ・トリノオリンピック開催
・流行語
「イナバウアー」
フィギュアスケート 金メダリスト荒川静香の得意技
「ハンカチ王子」
夏の甲子園を沸かせた早稲田実業、斎藤佑樹の通称
平成30年 ・平昌オリンピック開催
・ワールドカップロシア大会
・築地市場の豊洲移転(予定)

 

さて、今年も残り半年あまり

「戌年」は、どんな年になるでしょうか…

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新たな運転手誕生!?

ほのおのにっき 2018年5月10日

清々しい五月晴れの季節となりました。しかし空気が乾燥する日々も続き、火災が発生しやすくなっており、サイレンを鳴らして市内を走る消防車を見かけることは多々あると思います。走行する消防車を見て「かっこいい!」「乗ってみたい」と思ったことのある人もいるのではないでしょうか?!

私もその中のひとりです!!

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消防車を運転するには、中型免許以上を取得する必要があります。

中濃消防に入って早4年。本来なら今年から私も消防車の機関員として活動できるのですが…

中型免許をまだ取得していないため私には運転できません(;_:)

現在、自動車学校へ行き、日々練習を続けています。

一日でも早く憧れの消防車を運転するために…

でも、出来れば災害が少なく緊急走行のない平和な日常の方がいいですね!!

「モネの池」からちょっと足を延ばして・・・

ほのおのにっき 2018年5月9日

板取には、最近何かと話題になっている通称「モネの池」があります。

中には、名前を聞いたことがある人や、テレビや写真、実際に見に行ったことがある人が、居るのではないでしょうか。

しかし『モネの池』がある場所はまだ板取の入り口に過ぎません。

板取の奥にはモネの池に勝るほどの場所があります。

 

ではここでみなさんに質問します。「川浦(かおれ)渓谷」をご存知でしょうか?

板取の奥深く、高さ約40~50mもの切り立った狭い崖の間をひと筋の清流が流れる、知る人ぞ知る秘境です。

なんとその秘境までは車で行くことができ、秋には紅葉も美しく、自然の雄大さを全身で感じられる場所です。

何かとストレスの多い時代、ゆったりと自然豊かな秘境を訪ねてみてはいかがでしょうか?

 

ただし、身を乗り出して事故にならないよう注意してくださいね!!

(※実際に、人が転落して防災ヘリ等で救助された事案も発生しています)

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消防署と消防団

ほのおのにっき 2018年5月8日

「消防署と消防団ってどう違うの?」 と知り合いから聞かれることが度々あります。

消防署は、常勤の職員(消防吏員・消防官)が常時消防業務に専念しているのに対し、消防団は日頃各々の職業(サラリーマン・自営業等)に専念し、災害が発生した際には消防団員としてその対応に当たるのが一番の違いです。

現在全国に消防署員は約16万人、消防団員は約85万人います。常備消防機関である消防署は、機動力や即時対応力があるのに対し、非常備消防機関の消防団は動員力や地域密着性があるという特性があります。

 

しかし、消防署と消防団では上記のような違いがあるものの、目的は同じです。それは、「市民の皆さまを守る!」ことです。

 

 

↑消防署と消防団が合同で訓練を実施しているようす

 

 

私は以前消防団の事務を担当していましたので、消防署と消防団双方の実情は把握しています。
消防署員は24時間勤務の中で火災や救急出動以外にも訓練や立入検査、いろいろな届出の処理など、様々な業務を行っています。消防団員は普段それぞれの仕事を持ちながらも、いざというときにすぐ駆けつけてくれるとても頼もしい存在です。

消防署員も消防団員も災害が無いことを願っています。しかし、いざ災害が起これば、署と団は協力し合いながら全力で活動します。市民の皆さまを守るために。

めざせ全国大会!!

ほのおのにっき 2018年5月7日

私は、7月25日に三重県消防学校で開催される第47回消防救助技術東海地区指導会に出場することになりました。中濃消防組合の参加種目は「ロープブリッジ救出」、「ほふく救出」です。
今回は私が出場する「ロープブリッジ救出」について説明をします。

 

ロープブリッジ救出とは、4人(要救助者を含む)1組で編成したチームにより行う連携訓練で、設定された渡過ロープにより対面する塔上に進入し、 要救助者を救出し脱出するまでの安全確実性と所要時間を評価するものです。チームの編成の詳細は、救助者3人(渡過者2人、救出ロープけん引者1人)、要救助者1人の計4人となっています。

 

要救助者・・・助けられる人
渡過者・・・渡過ロープを渡り、要救助者を搬出する人
救出ロープけん引者・・・要救助者にけん引ロープを付け引っ張る人

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写真を見てのとおり地上7mで行います。高所恐怖症の人には、地獄のようですね(笑)。

 

東海地区指導会で上位に入ると全国大会へ出場できます。

私は憧れていた救助大会の選手にやっとなることができました。真夏の東海地区指導会までみっちり訓練をして、標準タイムである75秒以内はもちろん、それ以上1秒でもタイムを縮められるように頑張ります。

チーム一丸となり、「全国大会」という目標に向かって訓練に励んでいきます。

 

 

私の癒し

ほのおのにっき 2018年5月2日

消防士と聞くと、消防車や救急車等の消防車両に乗って出動し、24時間勤務する姿を想像する方が多いと思います。

しかし今の私は、普段消防車両に乗って出動することもない毎日勤務をしています。

「何をしてるの?」と疑問を持つ方が多くみえると思いますが、主に火災予防に関する仕事、簡単に言いますと「火災を未然に防ぐ仕事」とご理解していただければ幸いです。

その具体的な業務内容については次の機会にお話することにしまして、今回は私の「愛犬」を紹介します。

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名前は「のぶ子」

犬種はブルドック。ブサイク過ぎて、女の子には見えませんが、2歳の女の子です。

暑さと寒さが苦手な彼女は、室内犬として一緒に暮しています。

当初は、抜け毛とよだれが凄くて驚きましたが、彼女のおかげでこまめな掃除が私の日課となりました。

私の勤務時間は8時30分から17時15分までですが、帰りが遅くなることが多く、どれだけ遅くなっても必ず玄関で迎えてくれて、そして彼女は私に背を向け座り、私が背中をマッサージする・・・

疲れているのに、いつもそんな流れでマッサージをさせられ、どちらが癒されているのか分かりませんが、そんな彼女との時間が私の癒しの一つとなっています。

ブサイクな写真の掲載だけでは、彼女が可哀想なので凛々しいのを一枚!

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今日も彼女が癒してくれるので「火災0(ゼロ)」を目標に頑張ります!

 

美濃町線

ほのおのにっき 2018年5月1日

私の幼いころの家族旅行は、電車に乗り遠くの動物園に行きました。男友達との冒険は、終点の町まで買い物に行き、わくわく感とドキドキ感を覚えています。

しかし、この路線は廃線となり、電車も時代の流れとともに駅舎の隅で余生を過ごしています。

今では、公共交通機関を使用することはなくなり、すべて自家用車を使用しナビ頼みで移動しています。

これからは行楽シーズンになり、多くの人が車・バイクなどで移動し、観光地に行くことが多くなります。昨年のゴールデンウィークには、バイクと車の接触事故によりDrヘリを活用する事案もありました。

くれぐれも事故なく楽しい思い出だけを持ち帰ってほしいものです。

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