ほのおのにっき

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ペーペーの1日

ほのおのにっき 2018年3月21日

私は、去年の4月にここ中濃消防に採用された新人・・・

そう、いわゆる[ペーペー]です。

 

入ったばかりのペーペーは、消防学校で規律・消火・救助などの訓練を半年間、救急についての勉強を約3ヶ月間学んできました。その間現地研修もあり、現場に配属されるのは年を越した2月上旬です。

 

半年間の訓練はとっても厳しく、鬼のような教官たちにしごかれてたくさんの汗と涙を流し、そして大量の脂肪を燃焼してきました。

 

救急の勉強は、半年間の訓練とは違い教官も仏のように優しくしごいてくれます!

そのおかげでたくさんの知識・技術とともに、ここでは脂肪も身に付けてきました。(笑)

04-honoo1-20180321 04-honoo2-20180321
 

ようやくはれて一人前?の消防士になったわけですが・・・

 

みなさんは、消防士が24時間どのように過ごしているか知っていますか?

(ちなみに私も関消防署に配属されてから知りました)

 

ここで、消防士の一日を紹介します!!

(ペーペー目線からの紹介です)

 

7:30 出勤

8:00 引き継ぎ

消防署は24時間勤務なので、昨日の勤務者(非番)から引き継ぎを受けます。

(ちなみに、ペーペーはまだよくわからないので聞いているだけです)

8:15 無線の点検

出動時、消防車や救急車は常に指令センターと無線で連絡をとり合いますので、異常がないか毎日点検を行っています。

(ペーペーは無線でしゃべる時、噛まないように必死です)

8:30 日朝点呼(勤務交代)

庁舎前に整列して人員確認の後、その日のどの車の担当になるか当直責任者からの指示(番員下命)や今日の予定連絡、体操を行います。

(体操の指揮をとるのはペーペーなんですが、けっこう緊張します(笑))

8:40 車両点検

出動に備えて、車両や器具に不備がないか毎日点検をします。

9:00 訓練

火災や救助、救急などいろいろな訓練をします。いつ、どこで起きるかわからない災害に対応できるよう訓練しています。

(ペーペーは、必死で先輩から教わっています)

12:00 昼食・休憩

訓練でたくさん動いて、お腹はもうペコペコ。

午後からの仕事のためにたくさん食べます!!

(ペーペーは食事の準備や、休憩時間を使って夕飯のための準備もします)

13:00 執務

学校や工場、店舗などに消防訓練や救命講習を指導しに行ったり、立入検査に行ったりします。

17:15 掃除

これも大事な仕事です!

17:30 日夕点呼・車両点検

当直責任者からの指示を受けたり、一日の引継を行ったりします。朝も行いましたが、夜の出動に備えてもう一度点検をします。

18:00 夕飯

自分で作ったり、お弁当を持って来たり、出前を取ったりとさまざまです。

19:00 執務・訓練

昼間の仕事の続きをしたり、訓練をしたり、報告書を作成したりと、まだまだ働きます!

22:00 仮眠

三交代で仮眠します。熟眠ではありません。あくまで仮眠です。

(ペーペーは、緊張してなかなか眠れません)

7:00 起床・掃除

次の勤務者が気持ちよく使えるように1日使った庁舎内をきれいにしたり、出動した車両をきれいに拭いたりします。

(ペーペーは、先輩より早く起きて国旗をあげたり、お湯を沸かしたり、タオルを交換したり、お風呂を洗ったりします。)

8:00 引継

8:15 無線の点検

8:30 日朝点呼(勤務交代)

これで、消防士の1日が終わります。

 

消防士の1日を紹介しましたが・・・

この24時間の中で出動指令がかかれば、訓練をしていても、ご飯を食べていても、お風呂に入っていても、仮眠をとっていても出動します。

 

 

私は、ペーペーです。

今は、優しい(?)先輩方にしごいてもらってます!!

難しい執務仕事や様々な訓練、夜の睡魔に耐えるのが大変ですが・・・

 

 

訓練のときは厳しいのに、休憩時間はバカみたいで楽しい先輩方に囲まれて

ペーペーは今日も必死に頑張ります!!

 

流行のドラマから

ほのおのにっき 2018年3月20日

みなさん、陸王というドラマはまだ記憶に新しいのではないでしょうか?

先日上司から、ミッドフット接地と踵からの接地(ヒールストライク)の違いについて、質問されたことがあります。

そこで、今回は走るときの足の接地について話したいと思います。

 

まず、走るときの接地には大きく分けて3つあります。

 

1.フォアフット

2.ミッドフット

3.ヒールストライク

 

フォアフットとはつま先から接地する走法です。ケニアやエチオピアといった、海外選手に多い接地といっても過言ではありません。この接地の利点として、脚の腱(バネ)を利用しますので、地面の反発をそのまま走るエネルギーに変えやすい点が挙げられます。

さらに、踵で接地しない分ブレーキがかからないため、スピードが出るという利点もあります。

しかし、フォアフットは習得が難しく、無理に習得しようとすると故障の原因になりかねません。(私も学生時代習得しようとし、足の甲(中足骨)を数回、疲労骨折するはめになりました)。

 

次に陸王で有名になりましたミッドフット走法です。ミッドフットとは中足部から足の裏全体で着地をする走り方です。踵接地に比べて、脚への負担を軽減でき、怪我をしにくい走り方と言われています。足裏全体で衝撃を吸収するため、体幹が安定し、上下動が少なくなるとされています。マラソン選手に多いエコな走り方ではないでしょうか。

 

最後にヒールストライク走法です。これは皆さんが走る時によく言われてきた、踵から接地しなさいという一番なじみ深い走り方です。しかし、この踵接地、一番効率の悪い走り方なのです。踵で接地してしまうことによって、常にブレーキをかけながら走っていることになります。さらに、ブレーキをかけて走り続けるため、膝などをよく悪くすると聞きます。

 

全ての走り方に良い面、悪い面があるため、どれが良いとは一概には言えません。自分に合った一番走りやすい走法で練習していきましょう。大切なのは継続することです。

走ることは、大会に向けた日々の準備が重要ですが、消防の仕事でも同じです。同じ現場は一つもないため、一つひとつの活動を大切にし、自分の経験値として積み重ねていきたいですね。

私も最近駅伝に出たのですが、全く走れなくなっていました。「情けない。」と思わず口から出てしまいました。消防士にとって、体力の維持向上は、必要不可欠です。「継続は力なり。」を座右の銘として、また走り始めることを固く心に誓いました。

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はじめまして、新人消防士です!

ほのおのにっき 2018年3月15日

はじめまして、私は昨年4月に採用された新人消防士です。採用されて間もなく1年が経とうとしていますが、実際に現場で働き始めたのはわずか1ヶ月前のことです。では、それまで何をしていたかというと、ご存知の方もいると思いますが、消防学校にいました。

消防学校というと、とにかく厳しいというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、そんな学校生活にも唯一、気が休まる時間があります!それは、夕食後の自由時間です!

 

では、何をして過ごすかというと、、、

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 そう、筋トレです!笑

消防士として、体力、筋力は必要不可欠な要素です。そのため、消防学校には屋内訓練場という体育館のような施設内に筋トレスペースが完備されており、訓練後には体力錬成の時間が用意されています。しかし、その時間だけでは物足りず、自由時間まで徹底的に自分を追い込んでいる学生がたくさんいました。

 

一方、訓練で疲れきってしまってこんな状態↓になってしまう学生もいましたが(笑)

04-honoo2-20180315 

 

消防学校は全寮制のため、4人1組の班が組まれ、各班には1部屋、班室が割り当てられています。この写真はそんな班室でのある日の自由時間の様子です(笑)

 

このような厳しくも楽しい(?)消防学校生活を終え、やっとの思いで現場配属されたわけですが、やはり現場勤務では緊張と失敗の繰り返しです。

それでも、一日も早く先輩方に追いつけるように、これからも初心を忘れず、日々業務に邁進していきます!

 

ストレスと向き合う

ほのおのにっき 2018年3月14日

犬、猫、鳥、鶏、鳩・・・新十二支ではありません。

これは、私が今までに飼育した動物の種類です。

幼少期から動物が好きで、今は犬と猫を飼育しています。

帰宅すると、犬がしっぽを振って飛びついて来ます。

ただ、「かわいい」ではなく、私にとって、「癒し」なんです。

 

私たち消防職員は、市民の安全・安心を守るため、時に悲惨な現場で活動するとPTSDを発症することがあります。そんな時は、医師に相談したり、十分な休暇で治していきますが、なかなか元の状態に戻るには時間がかかります。

 

この「癒し」は、PTSDの特効薬ではありませんが、ストレス社会において、一時的にでも気分が晴れて、ストレスに負けないような気がします。

 

これからも、職員一丸となり市民の安全・安心を守っていきます!!

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※PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)とは・・・

 心的外傷後ストレス障害といわれる心の病です。

強いストレスが心のダメージとなって、時間がたってからもその出来事を思い出してしまいます。震災などの自然災害や火災、事故などの強烈なショック体験が原因になるといわれています。

2段階認証の設定してますか?

ほのおのにっき 2018年3月13日

先日、突然友人からの電話が立て続けに鳴り、facebookで「なりすまし」の被害にあったことに気づきました。

FacebookやLINEなどSNSを楽しんでいる人は、参考に見てください。

04-honoo2-20180313

 

どうですか?

「そんなばかな」と思うかもしれませんが、本当に引っかかりました。

では、このような「なりすまし」や「乗っ取り」の被害にあわないためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

今すぐ2段階認証の設定をしてください

 

ID/パスワードが盗まれてしまうと、第三者に不正にログインされ、不正利用される危険があります。

 

しかし、2段階認証を設定することで、ID/パスワードの確認に加えて、端末(携帯電話)に送信されるセキュリティコードでの確認が追加となります。

これでセキュリティコードが届かない、第三者による不正ログインを防止することができます。

実は、「なりすまし」の翌日にもログインされそうになりましたが、2段階認証のおかげで助かりました。

 

 
ところで、119番を受信して出動指令を出す「指令センター」のコンピューターに、不正に侵入されたらどうなってしまうのでしょうか?

考えただけでも恐ろしい話ですが・・・

 

でもご安心ください。

指令センターの「高機能消防通信指令システム」はインターネットと完全に遮断されていますので、侵入されることはありません。

 

これを読んだ皆さん、2段階認証を設定することお勧めします。

というか、絶対やってくださいね。

 

 

 

ほのおのにっき 2018年3月9日

04-honoo1-2-20180309

 

みなさん、こんにちは。私は中濃消防組合 津保川出張所の職員です。

中濃消防組合は関市と美濃市を管轄しており、その中には8つの消防署(消防署×2、分署×1、出張所×5)があり、消防署(所)ごとに担当する地域が決まっています。

 

ここで【Q1】です。

【Q1】津保川出張所はどこの地域を担当しているのか知っていますか???

 

~ か ん が え ち ゅ う ~

~ か ん が え ち ゅ う ~

~ か ん が え ち ゅ う ~

 

答えは『上之保地域』でしたー。

 

どうですか?わかりましたか? 一般正答率は23%でした。(独自調査)
これだけですと「あっそうですか・・・」という感じだと思います。

しかし中濃消防組合にある全ての消防署(所)とその管轄地域は以下のとおりとなっております。↓↓↓

04-honoo3-hyou1-2-20180309

・・・あれ!?なんか変な所ありませんか!?
ここで【Q2】です。

【Q2】上記表1の消防署(所)とその管轄地域で仲間外れを探してください。

 

~ か ん が え ち ゅ う ~

~ か ん が え ち ゅ う ~

~ か ん が え ち ゅ う ~

 

答えは『上之保地域・・・津保川出張所』でしたー。

 

そーなんです。我が津保川出張所だけ地域名と消防署名が違うんです!!

昨年4月に津保川出張所に異動してきた職員数人に、この事をどう思うか聞いてみたところ、口をそろえてこう言うのです。

『なんか変。わかりづらい。なんで上之保出張所じゃないんやろ・・・』

 

そこで考えました。どうしてこの名前に至ったのか。何か深い意味があるのでは!?
中濃消防組合の職員でありながら、その理由を知らないなんて言語道断!

 

そして表1を注意深く見てみると、さらに違和感を発見!!!

板取地域=板取出張所・・・『川』が付いている。

津保川・・・板取川・・・これはその地域を流れる水系を消防署(所)の名前にしようと考えたのでは!? 『川』で統一したかったのではないか!

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しかし、結果的に『川』で統一するということはできませんでした(泣)

もし、川で統一されていたら今ある消防署(所)の名前はこうなっていたかもしれません。

04-honoo3-hyou2-2-20180309

なんか違和感しか感じませんが、この表2を見ると現状の名前で良かったと思えますね。

 

津保川出張所の謎について、イロイロ考えましたが、出口が見えず迷子になっていたところ、眼前に1冊の冊子がありました。それは『消防年報』というもので中濃消防組合が毎年発行しているものでした。

その中には中濃消防組合の沿革が記載されていて、昭和46年4月に中濃消防組合が発足してからの出来事について、津々浦々と載っています。それを見てみると・・・

見えてきました。出口への一筋の光が・・・

 

中濃消防組合にはこのような歴史がありました・・・

昭和46年8月 関消防署を設置

昭和47年1月 美濃消防署を開設

昭和47年6月 武芸川、津保川及び板取川の3出張所を開設

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表3のとおり中濃消防組合が発足した当時は2消防署3出張所でした。

そして、武儀・上之保地域に消防署(所)が1つしかないため『津保川流域』を管轄する消防署(所)ということから『津保川出張所』と名付けられたと考えられます。
板取川出張所についても同様の理由によって名付けられたのでしょう。

 

昭和53年12月 武儀出張所を開設

昭和61年3月  西分署を開設

平成11年2月  洞戸出張所を開設

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住民サービス向上のため、長―い年月を経て、新たに1分署2出張所を開設し、現在の中濃消防組合の形が作られました。

このように紐解いてみると『上之保地域・・・津保川出張所』という謎は、中濃消防組合の歴史が起因しているという結果でした。

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決して、名前に『川』付けよ。みたいな安易なものではありません。

もし、津保川が上之保川という名前であったなら、今回の謎に気付かなかったかもしれません。

 

みなさんも、身近にある『謎』について調べてみてはいかがでしょうか?

『ふ~ん』『へぇ~』て思える意外な発見があるかもしれませんよ。

『滝波山』『西ヶ洞』『平家岳』 奥美濃の山へ入山される方へ

ほのおのにっき 2018年3月8日
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滝波山にて(雪庇の高さ約8m)

 

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西ヶ洞のシンボル「大釜」

 

「2階建の家が埋まるような雪の壁」

「宝石箱のように蒼く輝く大釜」

 関市板取の最深部、容易に人を寄せ付けぬ険しい道のりの先には見たこともないような絶景が広がっています。滝波山で雪山登山、西ヶ洞を擁する川浦渓谷で沢登り、片道5~6時間の平家岳へ長時間登山…訪れる人の目的に合わせ様々な形で我々を受け入れてくれる懐の深さが板取の山岳にはあります。

しかしここは電波の届かない深い山中、もし雪崩に巻き込まれたら?もし滑落し身動きがとれなくなったら?このような「もしも」の際、少しでも皆さんの助かる可能性を高めるために以下のことをお願いします。(もちろん警察署へ登山届も提出してくださいね。)

 

家族・友人等に行先と帰りの予定を伝えておく

深い山中ゆえ、携帯電話の使用できない場所がたくさんあります。このような場所で怪我等により身動きが取れなくなれば通報の手段がありません。家族や友人にあらかじめ情報を伝えておけば、自分が帰らないことで通報してくれる…かもしれません。

 

テントや食料などビバークできる準備をしておく

ハプニングが発生し、仮に通報ができたとしましょう。しかし我々救助者にとっても道のりの険しさは変わらず、直ぐに助けに行くことはできないのです。私が板取の山に入る際には最低1泊はできる準備をしていきます。

「自分は危険な場所へ行くんだ」という自覚をもって、綿密な計画を立て、油断しない登山を心がけましょう。そうすればきっと板取の山々は雄大な景色とともに温かく私たちを迎え入れてくれる…かもしれません。

 

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平家岳山頂へ続く最後の直登

 

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滝波山山頂から御嶽山を望む

119番通報時のお願い

ほのおのにっき 2018年3月7日

119番通報を受ける人と現場に向かう人は違う人だということを皆さんは知っていますか!?

消防士は火事、救急、救助・・・様々な災害現場で活動していますが、119番通報を受ける人は通信指令員と言い、119番通報を受ける専門の仕事をしています。

私たち通信指令員は119番通報を受けると、より早く救急車や消防車を向かわせるために、通話をしながら現場に一番近い消防車両に出動指令を出しています。

そのため、電話を切らないと救急車や消防車が来てくれない、電話が長くなるから来るのが遅くなるというわけではありませんので、落ち着いて通信指令員の質問に答えてください。

ここで119番通報の内容の一部を例に挙げます。

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指令員「消防119番です。火事ですか。救急ですか。」

通報者「交通事故です。場所は○○。早く来てください。」

指令員「場所が確認できました。どういう事故ですか。」

通報者「何でもいいから早く来てください。」

 

 

この通報では救急車が何台必要なのか、救助活動が必要なのか、火災の危険はないのかなどの状況が分かりません。通報の内容は、どの車両を何台出動させるかを判断し、現場に向かっている隊員に通報内容を伝えることで資器材の準備などを早期に行っています。

119番通報をされる方が少しでも多くの情報を話していただけたら、現場での活動がスムーズに行え、救急現場であれば病院への搬送が早く行えることに繋がります。家族、友人、助けを求めている人を助けたいという気持ちは私たちも同じです。焦る気持ちは十分に理解しています。その人を助けるためにも、落ち着いて119番通報、そして状況などの情報の提供をよろしくお願いします。

天高く・・・

ほのおのにっき 2018年3月6日

皆さん。冬の遊びといえば・・・何を思いつくでしょうか。

福笑い?かるた?羽根つき?凧揚げ?

 

こういう昔ながらの遊び・・・最近はどれもやらなくなりましたよね~

 

 

そんな昨今ですが・・・武芸川出張所管内では、年が明けて間もなくの頃、1月12日に武芸川幼稚園で凧揚げ大会が実施されました。武芸川幼稚園では毎年年明けに実施されており、今年は75名の園児が参加してくれました。

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この凧揚げ大会、防火凧揚げ大会となっており、冬休み中、好きなキャラクター、消防車等の絵と共に、「火の用心」や「火遊びはしません」など、防火に対する自分の思い、決意を言葉で書いてきてくれました。

 

当日は寒空で冬の風が冷たい日でしたが、みんなが一生懸命書いてきてくれた凧の発表から始まり、その後はみんな園庭で元気に走りまわってくれました。

同行した職員は、防火イベントなのに・・・楽しそうにしている園児たちを目の当たりにして、童心に火を付けてしまい、園児たちと一緒になって走り回ってました。

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凧も空高く飛び上がり、みんなの防火の思い、決意も天高く届いているようでした。

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救急車とドクターヘリがランデブー!?

ほのおのにっき 2018年3月2日

ランデブーって何?

「ランデブー」の意味を調べると、「待ち合わせ」や「デート」と書かれています。

救急車とドクターヘリが待ち合わせ?

そうです。

ドクターヘリは、ニュースやドラマなどでご存知のとおり、救急医療に精通した医師・看護師がヘリコプターに乗って患者さんのもとへ駆け付け、早期に救命医療を開始するためのものです。

そんなドクターヘリが救急車と「待ち合わせ」をする場所があります。

それが「ランデブーポイント」・・・

救急隊が重症患者さんをドクターヘリに引き継ぐ場所となります。

 

この「ランデブーポイント」は、ドクターヘリが降り立つ場所として、運動場や公園の広場、ゴルフ場などが指定されています。

 

そして、ドクターヘリ・救急車の他に、消防車もこの「待ち合わせ」に参加しています。

消防車は、ドクターヘリが降り立つために、近くにいる人を安全な場所へ誘導したり、砂ぼこりが舞い上がらないよう水を撒いたりします。

 

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そこで、「待ち合わせ」のときは・・・

〇 ドクターヘリが離発着するときは危険が伴いますので、消防隊員の指示により付近には近づかないようにしてください。

〇 ランデブーポイントの近くにお住まいの方は、屋外に置いてあるものがヘリコプターの強い風で飛ばないよう固定などをお願いします。

 

中濃消防組合の管内には、現在、56箇所のランデブーポイントがありますが、今後、「ランデブーポイント」を増やしていく予定でいます。

住民への迅速な救急医療サービスを提供するため、何卒、皆さんのご協力・ご理解をお願いいたします。

 

ドクターヘリ、救急車、消防車の密会をそっと見守り、応援してくださいね????

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