ほのおのにっき

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台風?ハリケーン?サイクロン?

ほのおのにっき 2019年11月21日

秋が近づくと、台風や大雨が多くなってきて、「台風」というフレーズを聞くたびに「またか・・・。」

と思ってしまいますよね。

一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、海外のテレビニュースや海外映画でよく出てくる、「台風」に似た「ハリケーン」や「サイクロン」みなさんも一度は聞いたことがありますよね。

台風と何が違うの?と思われる方がいるかもしれませんが、この3つは基本的には同じなんです。

じゃあ何が違うの?

答えは、発生、発達する「場所」によって呼び方が違うんです。

定義では…

台風

赤道以北の北西太平洋や南シナ海で発生した熱帯低気圧主に東アジア、東南アジアの国々(日本も含む)に被害をもたらすもの。

ハリケーン

主にカリブ海やメキシコ湾で発生した熱帯低気圧。アメリカに被害をもたらすもの。

サイクロン

主にインド洋北西部で発生した熱帯低気圧。インドに被害をもたらすもの。

熱帯低気圧が発達して、強い風を伴ったものなんです。

ハリケーンやサイクロンがきたらどうしようと思われた方、心配はいりません!

日本に住んでいる限り、ハリケーンやサイクロンはきません…。笑

しかしながら最近では超大型で過去に例のないような台風が発生しています。自然災害に対して人間は無力です。みなさんのご家庭も自宅まわりの際確認や、万が一の備えも十分にしておきましょう。

 

我が家のブーム

ほのおのにっき 2019年11月20日

最近我が家でブームになっていること・・・それは『野球です』

私には小学5年生と3年生の息子がいますが、2人とも学童野球を1~2年前から始めました。私も野球をやっていたので、お父さんコーチとして指導に行かなければなりませんが、これまで多忙!?で、ほとんど参加できていませんでした。でも、今年から心を入れ替え、最近はお父さんコーチとして休日返上で子供たちと楽しくグランドで汗を流しています。消防士にとって体力は基本。一日中、子供たちと同じようにグランドで走り回ると良い運動になります。

子供たちを指導するのはとても難しいものですね。身体の大きい子から小さい子、運動のできる子、できない子、さらには泣き出してしまう子など様々です。それぞれの子供に合わせながらの指導は、中堅消防士の私にとって、消防の部下育成に通じるものがあると思っています。

そんな中、息子たちの野球の試合の影響からなのか、妻が野球に興味を持つようになりました。昔なら私がプロ野球中継を見ていると「つまらんからチャンネル変えて!何がおもしろいの?」と言っていたのがウソのように、今では地元プロ野球チームのファンになり、TV中継はもとより、家族で試合観戦に行くまでになりました。さらには、スコアブックの書き方まで独学で勉強しています。

妻は息子たちの試合は欠かさず応援に行き、一生懸命応援しています。

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長男の打席 ピッチャーゴロでした(-_-;)

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次男の打席 空振り三振でした(-_-;)

 

息子たちはまだまだ上手とはとても言えませんが、『好きこそものの上手なれ』という、ことわざのように夢中になってどんどん野球が上達し、いつか試合で活躍できる日がくること、そして我が家のブームも長く続いてくれることを期待します。

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“3:準備!4:逃げる!!5:命を守る行動!!!” 

ほのおのにっき 2019年11月15日

昨年西日本を中心に死者・行方不明を237人出した西日本豪雨(平成30年7月豪雨)から1年と4か月が経ちました。

私の住む地域でも、被災された家屋も数多く残念ながら地元を離れる世帯もありました。この災害を受け、新たに危機管理型水位計の設置やハザードマップも作成され各戸に配布されました。インターネットや携帯電話等の普及により、タイムラインで河川の状況や様々な災害情報の共有が可能になってきています。

04-2019-11.15

(危機管理型水位計)

04-20192-11.15

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また今年の5月からは大雨による災害発生の危険度と住民がとるべき行動を「5段階の警戒レベル」として表し気象庁や自治体から情報提供されることになりました。

これは、大雨注意報、大雨警報、大雨特別警報、土砂災害警戒警報などいろいろな言葉が使われ、また “避難指示と避難勧告”の違いが分かりづらいなどと言った声があがったためです。

関市においても、先月台風19号接近によりレベル3が発表されました。

ご存知でしたか??

:避難準備・高齢者の避難が必要となる」 「:全員避難」 「:命を守る行動」

今一度5段階のうちの3段階以上の行動確認と、いざという時のため、ひとりひとりがしっかりと “命を守る行動”ができるように普段から心がけていろろな準備をしておきましょう。

 

救急車のサイレンは鳴らさないで

ほのおのにっき 2019年11月14日

指令係員04-20191-11.14                                                                                                         

「はい消防119番です。火事ですか?救急車ですか?」

通報者

「あのね、救急車お願い・・⤴」若い女性の声

指令係員

「住所はどこですか?」

通報者

「何でもいいから早くここへ来てよ」

指令係員

「住所が分らないと救急車が出せないので、住所を教えてください」            

通報者

「○○町○○番地 ハイツ△△101号室□□□□でーす」

指令係員

「いくつの人がどうされたんですか」

 通報者

「28やけど、一週間前からおなかが痛いの」

   指令係員

 「一週間前からですか?病院へはかかってないですか・・・・・・・省略」

 通報者

 「じゃー救急車が来るとき、サイレン鳴らさないでね」

 指令係員

 「それはできません。法律で決まっていますので、ご理解ください」 

04-20192-11.14

 

毎日のように繰り返される「サイレンは鳴らさないで」という依頼は、後を絶ちません。

電話を切った後、指令係員同士顔を見合わせて一言「救急車ってタクシー替わりだったけ」と今日も頭を抱えています。

 

 ※ご近所の手前はあるかもしれませんが、救急車のサイレンは鳴らしていきます・鳴らさせていただきます。

ちょっとした運動を

ほのおのにっき 2019年11月13日

みなさん、こんにちは。

最近、だいぶ寒くなってきましたが、みなさんは風邪など引いて体調を崩していませんか? 風邪の予防には「手洗い・うがい」や「十分な睡眠」など、いろいろあります。

いろいろある中で、やっぱり大事なのが「運動」ですね!

 ちょっとした運動をすることで免疫力・抵抗力がアップすると言われているので、風邪予防にはとても効果的だと思います。

 

 そんな私も休日には二人の子供と共に公園に出かけたりします。

 休むことを知らない二人について行くだけでとても良い運動になります。

 

 04-20192-11.13

04-20191-11.13

まだまだ寒くなっていきます。

お体に気をつけてお過ごしください。

越冬(えっとう)

ほのおのにっき 2019年11月8日

7月初旬、朝の車両点検を実施していると・・・

車庫内にとても小さいコクワガタのオスを発見しました。

以前から、4歳になる息子が『虫を飼いたい』と言っていたので、このコクワガタを飼育することにしました。

 

夏場は活発に動いていたコクワガタが最近、おが粉の中から出てこなくなりました。

息子と一緒に眺めていても、ずっと出てきません。

そこで、いろいろ調べてみると・・・

コクワガタが冬眠に入ったのではないかと言うことです。厳密に言うと、昆虫の場合は冬眠とは言わず、越冬(冬を越す事)と言うらしいです。

冬眠と越冬の違いは・・・

 

冬眠・・低温の時期を、不活発な状態で動かないで乗り切ること。

越冬・・季節の変化がある地域において、生物が気温の低下する冬を乗り切ること。

 

そもそもコクワガタは1年以上生きるポテンシャルを持っています、当然、自然界のコクワガタは冬が到来すると寒いため、木の割れ目などの隙間に隠れて寒さをしのぎ、暖かくなるのを待つ。と言うことです。飼育しているコクワガタであれば、寒さをしのぐため、おが粉に埋もれて冬を越すと言うことですね!!

 

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もちろん、私たち人間も毎年、越冬をしなくてはなりません。

コクワガタと違って人間は、体温を調整するために暖房器具を使用したり、衣服で調整したり、暖かい鍋を食べたりと・・・

季節も11月に入り、とても寒くなってきました。特に朝晩と昼間の寒暖差が激しくなっています。

みなさん、体調管理には十分気をつけて、越冬しましょう!!

いい、お正月を迎えるために・・・!

 

※冬は、火災の発生しやすい時期でもあります。

火の元には、十分注意してください!!

人の道     

ほのおのにっき 2019年11月7日

「人の道」を辞書で引くと

人として生きていくうえで、守るべき事柄。人として踏み行うべき道筋。

と書いてあります。

私の職場のトイレには、「人の道」「つもりがち十カ条」が数年前から、一日に数回使うトイレで自分を見つるために、消防人としてだけではなく社会人として人の道に外れないようにと貼りつけてあります。

 

人の道                  つもりがち十カ条

1 忘れてはならぬものは  恩義     1 高いつもりで低いのが 教養

1 捨ててならぬものは  義理      1 低いつもりで高いのが 気位

1 人にあたえるものは  人情      1 深いつもりで浅いのが 知恵

1 繰返してならぬものは 過失      1 浅いつもりで深いのが 欲望

1 通してならのものは  我意      1 厚いつもりで薄いのが 人情

1 笑ってならのものは  人の失敗    1 薄いつもりで厚いのが 面皮

1 聞いてならぬものは  人の失敗    1 強いつもりで弱いのが 根性

1 お金でかえぬものは  信用      1 弱いつもりで強いのが 自我

1 多いつもりで少ないのが 分別

1 少ないつもりで多いのが 無駄

 

インターネットで検索すると「プロ社会人の八カ条」「心の八カ条」「人生の十カ条」など、いろんな八カ条や十カ条でありますので、みなさんも検索してはいかがでしょうか。

 

 

 

 

一万円選書

ほのおのにっき 2019年11月6日

7月某日に突然当選メールが送られてきました。

何の当選メールかというと北海道のとある書店が行っている「一万円選書」の当選メールでした。最近では多くのメディアにも取り上げられ、話題になっているものです。

当選メールには選書カルテと呼ばれるものが添付されており、今まで読んで印象に残っている本は?一番したいことは何ですか?何歳のときの自分が好きですか?などの質問が書かれており、それらの質問に回答したものを参考にして、店主の方がその人にあった本を選書してくれます。

選書カルテを送ってから数日後に本が郵送されてきました。普段全く自分では選ばないようなジャンルのものもありましたが、新たな発見や気づきをたくさん与えてくれるような本ばかりでした。

消防士として12年目を迎えましたが、業務の中でも新しい事などに挑戦し、新たな発見や気づきを求めていけたらと思います。

大人になると人に何かを選んでもらうことが少なくなりますが、たまにはいいもんだなぁと思いました。

04-20191-11.6 04-20192-11.6

 

癒しの金魚 ~家に金魚がやってきた~

ほのおのにっき 2019年11月1日

3年前の夏、子供といっしょにお祭りに行きました。

そこで金魚すくいが子供の目に留まり、「金魚すくいがやりたい」と言いました。そして3匹の金魚が家にやってきました。

金魚の飼育経験がない私にとって、子供のころに飼ったザリガニといっしょで水槽に水入れてエサをやっておけば良いだろうと考えていました。しかし考えが甘かったです。数日後、朝起きて水槽を見ると、1匹浮いているではありませんか。昨日の夜まで泳いでいたのに・・・、まだ2匹いるからと思っていましたが、次々と旅立っていきました。・・・

そして次の年の夏、子供とお祭りに行った時、また子供が「金魚すくいやりたい」と言い出しました。どうして子供は金魚すくいが好きなんだと思いましたが、やさしいパパのため「いいよ」とひとつ返事で金魚すくいをやりました。今度は4匹の金魚が家にやってきました。

そこで「よーし、今度は長生きさせるぞ」と意気込んで、まずネットで情報収集しました。

なになに、水道水のカルキ抜き・・・、急激な温度変化に注意・・・エサのやり過ぎ注意・・・

なんて繊細なんだ。ザリガニなんてほとんど放置だったのに・・・と思いました。

しかし、「やるぞ」と決めたので、フィルターやカルキ抜きを買ってきて、水質にも気を使い2週間に1回は水替えを行いました。

そして1年が過ぎました。「4匹とも生きているぞ~」と感激しました。

が、また子供とお祭りに行くと「金魚すくいやりたい」と言い出しました。そこは「今の4匹でいっぱい、いっぱいだ~」と言ってお預けにしました。

そんなこんなで今年もまだ4匹は健在です。家に来て3年目突入です。とても大きくなりました。

それが右の写真です。

泳ぐ姿を見て心が癒されます。

仕事から帰ってすぐ金魚の泳ぐ姿を眺めています。

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しかし、今年もお祭りに行ったときの話です。子供がどうしても「金魚すくいがやりたい」と言い出しました。「自分で育てるから」と言うのです。

「よーし、わかった、ちゃんと育てるんだぞ」と言って、2匹の金魚が新たに家にやってきました。それが下の写真

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自分で育てると言った子供ですが、エサをやり過ぎたり、水替えも大変なので結局は自分が担当となってしまっています。

ですが、この金魚を見ていると、心が癒され、「よーし、がんばるぞ」となります。

今では、この金魚が当直明けの私を優しく迎えてくれるとともに、仕事に行く私を励ましてくれる大切な存在となっています。

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サバイバルツアー!?参加

ほのおのにっき 2019年10月31日

9月下旬、とあるショップ主催の【サバイバルツアー】に参加してきました。

場所は関西の田舎町、秋の里山で幻を探すというツアーです。

それって、いわゆるハイキングでしょ!?って、ツッコまれそうですが・・・

参加者は8人、その内の1人は女性で、オッサン5人に高校生2人、ツアーガイドはショップの店長、【仕事人】と呼ばれる某業界のレジェンド(55歳)で、その【仕事人】率いる【ストロング軍団】の強者4人がサポート役で同行されました。

現地到着は午前10時過ぎ、皆、長袖・長ズボンに長靴を履き、長靴や服には殺虫剤をタップリ噴射!!露出した肌には、虫避けスプレーを!!この時季の山には蚊はもちろん、マダニ・スズメバチ・アブ・ヒル・マムシなどの里山で暮らす生き物がいっぱい!そんな、彼らの生活圏へ、よそ者が入らせてもらうのですから、防衛対策は万全に・・・

各自、水分・軽食・携帯ライトなどを持って出発!駐車場所から数百メートル歩きいよいよ入山口です。船頭役の団員さんが、「この道を真っすぐ行けば尾根へ出るからついてきて!」この道って?道なんてないんやけど?けっこうな斜度やし!しかも、上るスピードが速い!!最短ルートで速く上ることで、上での体力を温存するんだとか??

両手両足を駆使しどうにか尾根まで上り、一息つく暇もなく反対斜面での第一アトラクションを!急勾配な斜面を上り下りしながら、気になる樹があれば樹登りも!皆、幻に出会うため頑張ります!!

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しかし、鯉寿(ある趣味の世界では51歳をリジュと言っています。)を過ぎたオッサンが容易に登れるような樹やそんな樹には・・・

そんな中、見上げるような高い所へ登って行く参加者も!高校生コンビです!5~6m以上登って幻を探しています!

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その後も、幻を求め斜面を移っていきます。途中、腰ほどある笹の中を移動したり、くつろぐマムシの横を通ったり、色々なアトラクションを体験しながら移動を繰り返します。

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そんな中、仕事人が樹の洞でお目当ての幻を発見確保!!さすがレジェンドです!

そして、時計は15時過ぎ、そろそろ下りますかということで下山ルートへ・・・

しかし、その道!?が、背丈ほどもある笹藪をかきわけないと進めない道??文字どおり藪漕ぎそのもので、どうにかついて行った先には違う山の斜面が!!幻が潜んでいるであろう良い樹も点在しています。もう山を下りれると思っていた私は心身ともに・・・

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「このエリアを観ながら下りて今日は終わりで~す!」の言葉に、最後の力を振り絞り・・・結局、自分自身は幻を探すどころではありませんでしたが、脱落せずに山を下りれたことや、参加した全員が、彼らからの洗礼を受けることなく無事揃って帰路につけたことは何よりでした。

今回のツアーで、改めて体力の衰えと斜面歩き(一般的な登山と全く違うと思います。)の難しさを痛感しました。

とは言え、5時間余り山にいた経験は今後の消防活動にも活かされてくると思いますし、使える身体を作って再挑戦し、幻に出会いたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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