ほのおのにっき

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出張所に珍客来所!?

ほのおのにっき 2018年9月28日

毎週土曜日には、朝9時頃から消防車や救急車などの車両手入れをしています。

ある土曜日の出来事です。

洗車をするために車両を動かそうとしたところ、突然のお客さんが姿を現しました。

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なんと・・・マムシが車庫内にいました。(笑)

調べてみると、マムシは意外に臆病者で人間の気配を察知しただけで逃げていくそうです。

しかし、今回来所?したマムシは、この暑い時期に車庫内がとても涼しかったらしく、逃げもせずくつろいでいました。

 

もしこのマムシに気付かず、足で踏んでしまっていたら、恐らく咬み付かれていたのではないでしょうか。

そこで、もし咬まれてしまった場合の対処方法を紹介します。
あくまで、応急処置であるため、速やかに病院へ行くようにしてくださいね。

 

1 咬まれた箇所より心臓側の10cmの位置でタオルや紐などで緊縛する。(締めすぎには注意してください。)

 

2 ポイズンリムーバー(毒を吸い出す注射器のようなものでアウトドアグッズにあります。)で吸い出す。※口で吸い出すことはやめてください。

 

3 とにかくすぐに病院へ行く。写真が撮れればヘビの写真を撮っておく。

屋内消火栓設備ボックスの色

ほのおのにっき 2018年9月27日

火災の初期消火を目的とし、人が操作して使用する消防用設備の一つに屋内消火栓設備があります。

2人以上で操作する消火栓(1号消火栓)と、1人でも操作できる消火栓(易操作性1号消火栓・2号消火栓)の2種類があります。

 

屋内消火栓設備は、表示灯、水を出す筒先及びホースが入ったボックスと、水を送るポンプ、そして水槽で構成されています。

表示灯は赤色と決まっていますが、ボックスの色は決まっていません。
そのため施設に併せて様々なボックスがあります。

こんなのを見つけました。

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みなさんも出かけた時に気を付けて見てみると、いろんな色が見つかるかも?

あなたの防災知識はいかに!?

ほのおのにっき 2018年9月26日

みなさんはどれだけの防災知識を持っていますか?
 

災害は、いつ起きるのか、どのぐらいの規模なのか、

予測は難しく、また防ぐこともできません。 だからこそ、起きてしまった時にどう行動する事ができるか、

起きてしまう前にどれだけの心構えをしておけるかが重要です。

 

現在、某ポータルサイト運営会社がネットで「全国統一防災模試」という防災知識に関する模試を行っています。

8月30日~9月30日までは、台風・豪雨編が開催されており、9月16日現在では73万人以上の方が参加しています。

全国平均は56.67点、岐阜県の平均は57.29点となっています。

私もこの模試に気合を入れて参加してみました。

その結果は!?!?

 

 

 

じゃじゃーーーん!!!88点!!

(100点取るつもりでしたが、、、(泣))

『みんなを導く 防災ゴッド』と言われました。(照)

 

この模試は全25問で選択式となっており、5分程度でできるとても簡単なものでした。

こういったものに参加することでも防災知識が身についていくと思います。

 

みなさんもいざという時に備え、防災知識を身につけておきましょう。

そして私と同じ『防災ゴッド』になりましょう!(笑)

救命の連鎖、まずは心停止の予防から・・・

ほのおのにっき 2018年9月25日

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【救急蘇生法の指針2015 市民・解説編】

みなさん、上の図を知っていますか?

救急講習を受講した人は、見たことがあると思います。

これは、救命の連鎖です。

この救命の連鎖は、傷病者の命を救い社会復帰に導くために必要な一連の行いのことを言います。

上の図のとおり、救命の連鎖は4つの輪で成り立っています。最初の3つの輪は、その場に居合わせた市民が担うことになります。

この4つの輪が途切れることなく、すばやくつながることで救命効果が高まるのです。

 

そして、この救命の連鎖で今回私が着目するのは、1つ目の輪の「心停止の予防」です。

心停止の予防、つまり心臓や呼吸が止まってしまうことを未然に防ごう、ということです。

 

まず、大人と子どもの突然死の主な原因は違います。

大人の突然死の主な原因は、急性心筋梗塞や脳卒中です。これらは生活習慣病とも呼ばれており、生活習慣の改善でそのリスクを低下させることも大切な予防の一つです。また、急性心筋梗塞や脳卒中の初期症状に気付き、少しでも早く救急車を要請することがとても重要です。

そして子どもの突然死の主な原因は、けがや溺水(川などでおぼれる)などがあります。その多くは、日常生活の中で十分に注意することで予防ができるものです。

 

心臓や呼吸が止まってしまった場合の救命処置も大事ですが、何よりも突然死を未然に防ぐことが一番効果的です。

 

 

しかし、もし何かあった場合に、救急隊が到着するまでの間、一人でも多くの市民が勇気を持って「何か一つ」でも行動に移し、救命の第一走者として「救命のリレー」をスタートさせ、命のバトンをつないでください。

※救命処置や救命講習について詳しいことは、中濃消防組合のホームページ→各種講習案内→救命講習 をご覧ください。

 

 

趣味+α

ほのおのにっき 2018年9月21日

休みが多いと思われがちな隔日勤務の消防職員ですが、1回の勤務で24時間拘束されているのです。

そんな1回の勤務(当直勤務といいます)を月に10~12回が通常のパターンです。

当直・非番・当直・非番・当直・非番・週休・週休・当直・・・というのが基本的な勤務のパターンで、たまたま非番と週休によく顔を合わせる人からは、アイツいつ仕事しとるんや??と思われているのではないでしょうか?(苦笑)

 

そんな、休みばかりのように見える消防職員、非番や週休を有意義に活かして、趣味等を楽しんでいる職員も少なくありません。私もその一人ですが・・・

一口に趣味と言っても、一つの趣味を徹底的に深く長く続けている人、様々なジャンルの趣味に挑戦している人、良くも悪くも「それって趣味なの??」なものまでさまざまだと思います。

私の場合、「様々なジャンル」の部類になるでしょうか・・・(かじるだけ!?)

鯉釣り・ポンスケ・四駆・虫採り(息子達の助手ですが)・プリン焼き・方言etc.

現在進行形のものもあればお休み中のものも、過去には、ウインドサーフィンをやっていたことも・・・

しかし、年齢や生活環境(結婚したり子どもができたり・・・)で、泣く泣く規模縮小や断念というものもありますよね~。

 

そんな、たかが趣味ですが、趣味から得られた知識や技術・出会いなどは、仕事にも役立つことが多いのです。

以前、誰かのにっきでも、釣り糸の結び方とロープ結索について触れていましたね!

釣りなどは、水難事故が多い中濃消防では非常に役立つ趣味のひとつで、結索方法を覚えたり、糸(ロープ)の種類や素材の特性を知り得るのはもちろんのこと、常に川を観ている(水位をチェックしたり、ポイントの見極めなど)ことで、水難事故時の川の状態把握や要救助者の位置特定などに役立ったり、河原で動ける足が養われたり・・・

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そのほか、さまざまなジャンルの知識や技術が活かせることは少なくありません。そのほかのジャンルまで話をすると切が無いので・・・(苦笑)

これからも、漠然と趣味を楽しむだけでなく、+αも意識しつつ、家族の顔色(これが一番重要!?家では隊員ですから・・・)もうかがいながら楽しんでいきたいと思います。

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我が家の金魚

ほのおのにっき 2018年9月20日

先日、「アートアクアリウム展~名古屋・金魚の雅~」へ子供たちと一緒に行ってきました。

松坂屋美術館で開催され、アート性を際立たせた展示手法により、じっくり楽しむことができました。

 

その中で私が「すごい!」と思った作品を3つ紹介します。

 

1つ目は「花魁」という作品名で、水槽の中に約1,000匹の金魚が泳いでいます。この金魚は、一束いくらで売られている「名もなき金魚」だそうです。

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2つ目は「キモノトリウム」という作品名で、水槽の中に本物の着物を入れて、3Dマッピングにより色々な模様を映し出し、金魚とのコラボレーションを楽しむというものです。

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3つ目は「大奥」という作品名で、時代劇によくある大奥をイメージした作品とのことで、金魚の雅を感じることができます。

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そもそも、日本文化のなかで金魚を楽しむことは、江戸時代から始まったと言われています。

そんな金魚にスポットを当て、和をモチーフにデザインされた水槽と光・映像・音楽など、最新の演出技術が融合した展覧会でした。
 

ちなみに、我が家の金魚は、息子が幼稚園に通っていた頃、夏祭りの金魚すくいですくってきた金魚と、最近、譲り受けた金魚の「名もなき金魚」たちです。

かれこれ12年近く一緒に生活していて、当直を終え、非番の日に飼育しながら癒され、“仕事を頑張るぞ”と活力が涌いてきます。

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食用ほうずき(キャンディーランタン)

ほのおのにっき 2018年9月19日

 この時季の畑では、白菜や玉ねぎ、ネギなどを育てる風景がよく見られ、私もこの時期に昨年同様に、玉ねぎを育てようと思っていましたが、今年は、玉ねぎ畑の一部に、少し出遅れましたが食用ほうずきを育てようと思いチャレンジしました。

 

観賞用のほうずきとは違い、食べると甘くフルーティーな独特の香りと味わいがします。

 

日本では、まだまだ馴染みが無いかもしれませんが、ヨーロッパなどでは美容や健康に良いと野菜の代わりによく食されています。

私も飛騨地方で初めて食べてみて新しい食感に驚き、今回チャレンジしてみました。

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インターネットなどで種を購入し、育て方は手探り状態からのスタートとなりましたが、自己流で何とか育てたいと思います。

 

育てたことがない植物を育てるのは、人材の育成と同様に大変難しいことだと思います。

育て方や個性が一人ひとり違う職場の部下たちの育成にも何か役に立てば・・・、と思っています。2

ジム通い始めました! 

ほのおのにっき 2018年9月18日

指令課での勤務が始まり、1年半が経過しました。勤務中は体を使っての訓練はできないため、非番、公休を利用して筋トレ、ランニングなどを行ってきました。しかし、体重は右肩上がり、体力は右肩下がり…。これはまずいと一念発起し、最近、ジム通い始めました!

 

ジムと言ってもライ○ップやアク○スなどのジムではなく、自宅から徒歩10歩のところにある実家の一室に、ベンチプレスやダンベルなどを置き、ジムのようにしたところに通っています。

 

普通のジムと違ってトレーナーはもちろんいませんが、自宅から徒歩10歩という立地条件と、好きな時間に好きなだけトレーニングができることが一番良いところです。

 

いつか現場に戻った時にしっかりと活動できるように、消防職員らしいバッキバキな体をめざして、これからもトレーニング頑張るぞー!!!

 

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「われら、〇〇団!!」

ほのおのにっき 2018年9月14日

みなさんこんにちは!

今日は僕たち消防署の仲間を紹介します。

その名は...ババンッ!!

「消防団」

 

んー、消防団?

あー、みんなを応援する人達??それは応援団。

こっそり秘密を調べます。違う違う、それは探偵団。

あっ!ワンナイトカーニバル??それは氣志團。

そろそろやめましょうか、この冗談。

 

さてさて本題に戻りまして、消防団は消防署と違って、一般市民で構成された消防機関です。消防団員のみなさんは、普段は別の仕事をしながら、災害があったら消防署と協力していただけます。

 

消防団は日本中ほとんどの地域に配備されており、全国に約85万人もいて、女性団員も約25000人もいるんです。(女性団員は増加傾向にありますよ。)

もしかしたら、知り合いのお父さんも!よく行く店のおじさんも!近所のお姉さんも!

消防団かもしれません!!

 

僕たち消防署と、地域の知り合いのみなさんと、自分の大好きなこの街を守りたい!!という方は、ぜひぜひ消防団に加入してください!一緒に地域を守りましょう。

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※加入したいと思った方や、ご不明な点がある方は、市役所、お近くの役場、消防署に問い合わせください。

消火活動中の緊急措置等

ほのおのにっき 2018年9月13日

最近、「シ〇ゴ・ファイヤー」たる消防の海外ドラマにはまっています。

 

近年のドラマは「リアリティ」にあふれており、トレンチレスキュー、集団救急、狭隘空間レスキュー、パラメディックの救命処置など多岐にわたる消防活動でとても勉強になるものでした。

昔ながらのコテコテの「こんなこと、あれへんやろ~~」的なことは、恋愛シーンだけかと感心して観ていると・・・

 

 

火災現場で、なんと消火栓の前に駐車車両っ!!
ドラマの消防士たちは、ためらうことなくガラスを破壊して車内を貫通させて消火栓に部署!

 

カッコいい!!!!

 

現実的に日本では、こんなことできへんやろ・・・と思いつつも

消防実務六法を覗いてみた。

 

消火活動中の緊急措置等
消防法第29条1項

消防吏員又は消防団員は、消火若しくは延焼の防止又は人命の救助のために必要があるときは、火災が発生せんとし、又は発生した消防対象物及びこれらのものの在る土地を使用し、処分し又はその使用を制限することができる。

同条2項

消防長若しくは消防署長又は消防本部を置かない市町村においては消防団の長は、火勢、気象の状況その他周囲の事情から合理的に判断して延焼防止のためやむを得ないと認めるときは、延焼の虞がある消防対象物及びこれらのものの在る土地を使用し、処分し又はその使用を制限することができる。

同条3項

消防長若しくは消防署長又は消防本部を置かない市町村においては消防団の長は、消火若しくは延焼の防止又は人命の救助のために緊急の必要があるときは、前二項に規定する消防対象物及び土地以外の消防対象物及び土地を使用し、処分し又はその使用を制限することができる。この場合においては、そのために損害を受けた者からその損失の補償の要求があるときは、時価により、その損失を補償するものとする。

同条4項以下省略

 

要約すると火災発生時、発生しようとしているとき又は人命救助のために必要があるときは、消防対象物(山林や船、車、建築物とその他の工作物と無関係な物件)を処分、制限できる。

 

このような行為を、我々消防士は「破壊消防」といいますが、過去には最高裁判決事例もありました。

 

私たちは任務遂行上、やむをえず一般市民等の自由や財産を制限しなくてはならない場合があります。

消防の目的をしっかりと理解し、根拠法令や正しい知識、責任感を持って活動に専念したいと思います。

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