ほのおのにっき

ほのおのにっき

石窯パン

ほのおのにっき 2021年12月29日

私は消防士です。休みの日は火消しだけでなく、気が向いた日には2段石釜で薪を燃やしてパンを焼いています。石窯でのパン作りの難しいところは冬には窯の温度はすぐ下がってしまうことや、夏はパンの発酵温度が高くなり膨らみすぎてしまうことなど、いろいろな苦労はありますが、気温、薪の投入量、時間経過により窯の温度変化をメモって、窯の適正温度の持続時間をどれだけ長く保てるか、毎回トライ&エラーの繰り返しです。最近は煤が付かず焦げないようにと食パン型やトヨ型を使ったり、前日からの冷蔵庫発酵にしたりと工夫を凝らしています。

パン焼きの暇な合間にある実験をしながら時間を潰しています。

それは燃焼実験です。窯にて火入れをしていると、耐火建物火災の初期から最盛期、消火までの変化を見る事ができます。非接触の温度測定器と水スプレーを交互に持ち替えてに温度変化を見ながら、可燃物の量、壁面温度の確認、水スプレーでいろいろな注水をしてみて消火・燃焼実験も出来てととても良い暇つぶしになります。

パン焼きを始めてからパンの奥深さを知り、パンのすごさを再認識しています。家族が喜ぶように、もっとおいしいパンが出来るように修行に励みたいです。

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うまい!!

ほのおのにっき 2021年12月28日

今年も残すところ4日となりました。

2021年は東京オリンピック・パラリンピックの開催や緊急事態宣言の全面解除、大谷翔平選手の活躍などがありましたが、みなさんはどんな年でしたか?

私は生活に大きな変化がありました。それは彼女と同棲生活をスタートしたことです!

今まで実家暮らしであったため、最初は家事がとても大変でした!!

掃除や洗濯などある程度は消防署でもやるので慣れていましたが、料理はほとんどしたことがありませんでした。消防職員の中には、お昼ご飯や夕飯を作る人もいますが、私はお母さんの手作り弁当ばかりで甘えていました、、、料理をまともに作ったこともない私ですが、今では、ほぼ毎日作っています。お陰で、少しは作れるようになったかな?と思っています。

そんな私の大好物は、無限にある料理の中でも豚汁です!そのため、同棲始めてから豚汁が何度か食卓に並びましたが、自分が作る豚汁も彼女が作る豚汁も最高に美味い!!旨い!!

うま~~い!!

特に寒い季節は温かいものが心も身体も温めてくれて冬にはもってこいですね。

風邪を引かないように温かい物を食べて、2022年も健康に過ごしましょう!!!

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令和3年9月・・・

ほのおのにっき 2021年12月27日

新米パパになりました!!

生まれた時は、2300gと小さかったものの、現在では5700gまで大きくなりました。

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子供が生まれ3ヶ月がたち、すくすく成長している子供を見ていると、もう3ヶ月たったのかと思い子供の成長は早いなと、実感しております。

  成長していく子供との時間を大切にしていくとともに、家族を支えていくため、仕事に精進していきたいと思います。

 

 

我が家の大事件 ~ 猫脱走! ~

ほのおのにっき 2021年12月24日

令和2年の12月19日から猫を飼い始めました。野良の子猫で、我が家に歩いてきたのがきっかけです。キジトラの身体の模様が水玉で、ベンガルのような可愛い子猫でした。飼い始めてからは室内で大切に大切に育てています。

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令和3年10月末、朝夕の寒暖差が激しくなってきた頃の話です。事件が起きました。

室内飼いですが外に出ることが好きな猫なので、私が胸に抱きかかえて敷地内を散歩していたところ物音に驚き、物凄い力で私の腕を引っ掻き走り去りました。猫の全速力は人間の足では追いつけない程とても速く、あっという間に行方不明になってしまいました。

父、母、私、弟で猫の大捜索開始です。猫の好きなおもちゃを持参して近所を歩いて探します。名前を呼びますが、返事がありません。家から半径250m以内に捜索範囲を広げ探したりもしました。出勤前と出勤後に探しまわること4日・・・仕事から帰ってきて、諦め気味で探し回っていました。この日は、おもちゃの代わりに猫の大好きな“ちゅーる”(液状のおやつ)を持っていきました。

「〇〇ちゃん、ちゅーる食べよ!」

と何度も呼び掛けていると

「にゃ~!」

と返事が!!!空耳かと思いもう一度呼びかけても聞こえてきます。やっと見つかったと内心ホッとしました。

懐中電灯で声のする辺りを照らしたところ、私の家から30m東にある他所の家の杉の木に登っていました。高さは住宅の2階程度の高さですが、細い杉の木だったので怖くて降りれなくなっていました。写真の黄色の〇辺りくらいにいました。父が家から2.8mまで登れる梯子を持ってきて、私が梯子に登り、悪戦苦闘しながらも、なんとか救出できました。 

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近所のおばさんが救出の様子を終始見ていて、

「さすが消防職員やね~!梯子もパッパッパと登って凄いわ~。おばさん、ようやらんわ!」

と言っていただきました。消防職員は災害現場で約8.7mまで伸びる“三連梯子”という梯子を使うことがあります。三連梯子を現場で迷いなく使用できるよう日頃訓練していますが、訓練の成果がプライベートでも発揮できたのだと思います。

今回は私が油断していたので、咄嗟の出来事に対応できず猫を逃がしてしまいました。4日間も飲まず食わずでトイレも行けず、可哀想なことをしました。反省しております・・・。何か起きた場合にすぐ対応できるように常に意識しないといけないな・・・と考えさせられる出来事でした。災害もいつ起こるか分かりませんので、今年は猫にペット用の避難グッズをクリスマスプレゼント第1弾として渡そうと思います。

皆様も、素敵なクリスマスをお過ごしください。メリークリスマス☆彡

 

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趣味とは

ほのおのにっき 2021年12月23日

皆さんには、「趣味」と言えるものはありますか?

まず、「趣味」とはなんだ?と思われた方も、もしかしたらいるかもしれません。

そこで、少しだけ「趣味」について調べてみました。

 

長い年月をかけて、「WIKIpedia」さんで答えを導き出した結果

「趣味」とは、人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為だそうです。

なんだか奥が深そうですね・・・・

 

上記を参考にし、私には趣味と言えるものがいくつかありましたが、今回はその中でも一番ハマっている「趣味」についてお話していこうと思います。

 

それは・・・「キャンプ」です

たき火を囲い、友人とお酒を飲みながら談笑するのは、まさに「キャンプ」の醍醐味と言えるかと思います。

しかし、そんな「キャンプ」大好きな私にも困っていることがあります。

それは、「キャンプ道具収集」という底なし沼にどっぷり肩まで浸かってしまったということです。

ではなぜ沼?なのかと言うと・・・「キャンプ道具収集」に終わりがないからです。

あれが欲しい、これが欲しいと言い出すとキリがありません・・・。

お金が・・・ない・・・。

 

抜け出す方法は私には見当がつきませんが、自分の中の「趣味」をこれからも大切にしていこうと思います。

 

「キャンプ道具収集」に終わりがないように、消防士の勉学にも終わりがありません。

次は、消防という沼にどっぷり浸かれるように、精進していきたいと思います。

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おうち時間

ほのおのにっき 2021年12月22日

皆さん2021年はどんな1年でしたか?

新型コロナウイルス感染症の影響でいろいろと制限のある1年であり「おうち時間」をいかに工夫して過ごすかがポイントになったと思います。

 

私たち消防士は主に日勤と隔日勤務の2つの勤務形態があり、隔日勤務は、朝8時30分から翌日の8時30分までの24時時間が勤務時間となります。そのため勤務が終わった日は非番となり日中も家にいることが多く、私の「おうち時間」は家の庭で「メダカ飼育」を楽しんで過ごしました。

メダカと言っても私が飼育しているのはラメ・リアルロングフィン・ブラックリム・透明(とうめい)鱗(りん)という特徴を持った改良メダカです。(気になった方は検索してみてください。)

メダカ飼育の醍醐味はなんといっても繁殖です。メダカの繁殖は比較的容易で、適切な水質・水温・太陽光があれば産卵してくれます。飼育に必要な用品やメダカの生体もホームセンターやアクアリウムショップで購入することができます。

皆さんも「おうち時間」にメダカの飼育、繁殖に挑戦してみてはいかがですか?

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我が家の「どちて坊や」

ほのおのにっき 2021年12月21日

皆さん、「どちて坊や」をご存知ですか?

「どちて坊や」とは、あの有名なテレビ漫画「一休さん」の登場人物で、いつも「どちて?(どうして?なんで?)」と聞いて大人を困らせる男の子です。

そうなんです!我が家にも「どちて坊や」ならぬ「どちて娘」が!!

ある天気の悪い薄暗い朝、

娘「ねー、まだ夜なの?なんで暗いの?」

私「もう朝だよ、お天気が悪いから暗いんだよ」

娘「なんで?おひさまは?おひさまはどこにいったの?おひさまが寝ているの?」

私「おひさまは雲の後ろにいるよ」

娘「なんで雲の後ろにいるの?」

私「なんでだろうね・・・」
最近、うちの3歳になった娘がことあるごとに「なんで?」とよく聞いてくるのです。

お子さんをお持ちの方なら、経験があるのではないでしょうか。

普段、疑問に思わないことばかり聞いてくるので、返事に困ってしまいます。

あれ、どうしてだっけ‥と、疑問に思い携帯で検索。

子どもにわかるように伝えるのも大変です。
子ども心の素直な『なんで?』に、大人の私も見方が変わったり、ちょっとだけいつもと違う角度から物事を考えたりします。

大人になればなるにつれて、当たり前で済ませてしまったり、疑問も持たず気にも止めないことばかりです。
仕事も同じです。

入所当時は新鮮なことばかりあり、分からないことがほとんどで、ドキドキと程よい緊張感がありましたが、年々分かることが増えるにしたがって、気にも止めない当たり前のことが増えてきたのかもしれません。
子ども達の「なぜ?」「どうして?」と疑問に思い、知りたい気持ちを忘れず持つことで

色々なことを見直す良いきっかけとなってくれるでしょう。
皆さんも、ぜひ周りを見渡して「なぜ?」を見つけてみてはいかがですか。

新たな発見があるかもしれません。

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最近読んだ本

ほのおのにっき 2021年12月17日

ハァ~、今年もこの時期がやってきました。ほのおのにっきの順番・・・何を書こうかなぁ~と、毎年迷いますが、結局趣味の読書の話になってしまいます。

ということで今年も例にもれず、読書の話でイッきます!!

 最近読んだ本はコレ!

 指揮官と参謀 コンビの研究 半藤一利 著

 この本は、太平洋戦争中の日本軍の将軍(又は提督)と参謀の組み合わせを分類し、論評したものです。登場する将官は、山本五十六・東条英機・南雲忠一など著名な人物から黒島亀人や長勇など一般的に知られていない人物まで様々です。このような人間模様が、大戦中の様々な局面(真珠湾攻撃やミッドウェー海戦など)にどのような影響を与えたのかを戦史研究家の著者の視点から描かれています。

 

読んだ感想は、いつの時代も、どんな組織も、人間関係の悩みは一緒だなと・・・。

優秀な人物を組み合わせても必ずしも良いチームになるわけではない。コミュニケーションを図り、良好な人間関係を構築しなければならない。当たり前なことですけれど、再認識しました。

スケールの差こそありますが、消防の世界も同じです。チームで活動をするため、人間関係が非常に重要になっています。そのため、少しでも、この人間関係を良好にするため、様々な場面でコミュニケーションを図るようにしています。訓練の終了後や、災害活動からの帰署途中の車内での会話、夕食を一緒に作る(コロナ禍で現在は実施していませんが)など可能な限りコミュニケーションをとっています。

さてさて、感想の話が消防の話に逸れてしまいましたが、面白い本なので良かったら読んでくださいね。

バリアフリー化(素人DIY)&我が家の癒し係

ほのおのにっき 2021年12月16日

私の両親は80代半ば。改築後40年が経過した実家の廊下は一部歪みが認められ、自力歩行が困難となりつつ車椅子を使う頻度が増えた母親と、高齢介護する父親から「廊下の歪みと敷居の段差をなくしてほしい」と連絡がありました。

また父親からは、母親の居ないところで小さな声で「お母さん最近歩くときにフラフラして、ガラス戸に手をつく事が増えたからガラス戸も何とかならんか」と。

バリアフリー化のスタートです。まずは頭の中でイメージです。ガラス戸を外し、間柱を立てて壁を張る。アコーディオンカーテンを戸の代わりにしよう。壁はキラキラの入った昔ながらの土壁、触るとポロポロと剥がれ落ちるから化粧ベニアを張ろう。廊下は現在の床の上に新しい床材を上から張る。強度も敷居の高さも解決できそう。手すりも必要だなと色々考えホームセンターへ。

手すりの高さは?母親の背の高さを自分でまねて高さを調整。少しでも長く自分の力で歩ける事を祈り思いながら施行しハード面を解決しました。

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ソフト面(アニマルセラピー?)のお手伝い。癒し係の福くんです。生後2ヶ月で我が家の一員となりました。母親もニコニコしながら抱っこします。

先住のチロルちゃん(チワワ:メス11年)・ナツメちゃん(日本猫:メス3年)・福くん(日本猫:オス2ヶ月)この3頭が我が家の癒し係です。福くん、もう少し大きくなったら暴れて抱っこが出来なくなるなぁ・・・。

 

 

フラット38

ほのおのにっき 2021年12月15日

DIYを愛する私。

先日、ニッチ棚(壁に埋め込まれた棚)を作るために壁をぶち壊していたら、

予想外の電気配線が出てきました。痛恨のミス、埋め戻すしかないのか・・・

ニッチもサッチもいかなくなり、途方に暮れて山を眺めていると・・・

 ん?山頂付近の開けた場所に誰かおる!

 調べてみると、どうやら見晴台があるようです。

所要時間も20分程度とな、よし、行ってみよ!

 

正午過ぎ、弁当とcoffeeを持って出発。

登山道入口まで自転車で15分、そこまでの登り坂がきつい。

登山開始から15分、見晴台到着。お手軽登山、なかなか良い景色。

地理教養で街を見渡し、目標物(建物)とルートを探る。

長良川の形状を目で追い、進入路を確認する。

意識高め、消防士あるある。

住宅ローンが残る我が家も見える、家から見えたので当然。

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見晴台で弁当を喰らいcoffeebreak、滞在30分で下山開始。

登山道入り口まで10分で到着。

自転車での下り坂、10分で帰宅。

 

出発から帰宅まで、80分のコース。

ふらっといける絶景ランチポイントとして、登録されました。

先月38歳となった私は、運動不足解消も兼ねて、これからも見晴台でのランチタイムを繰り返すことでしょう。みなさんも健康第一で☆

 

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