ほのおのにっき

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備えあれば・・・。“点検よし!!”

ほのおのにっき 2018年10月10日

今年は、自然災害が多い年ではないでしょうか。

7月の西日本豪雨、8月には東日本豪雨、台風第21号、そして北海道地震などによる災害が多く発生しました。(まだ、平成30年は3か月余りありますが・・・。)

 

7月の豪雨では、関市でも河川上流での豪雨により津保川流域で河川が氾濫しました。

下の写真は、朝6時頃の自宅前の県道と津保川です・・・(赤い橋が見えるでしょうか)。

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北海道の地震のあと、現地の住民が「台風接近に備えて、事前に懐中電灯や飲食物を買っていてよかった。」と言っていた記事を読みました。

もし、台風が来なければ、備えはできていなかったのでしょう。

 

いざという時に、我が家も非常持ち出し袋を用意しているのですが、この機会に再度確認しました。

しかし、袋を開けてみると、恥ずかしい話ですが、消費期限切れの食品もありました。(写真にはないですが、飲料水、インスタント食品、飴等も別の袋に入れてあります。)

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この他にも夏場であれば冷却シート、冬場であればホッカイロのような暖をとれるものなど・・季節に応じた物も必要と考えます。

みなさんも非常持ち出し袋は準備されていると思いますが、時と共に家族構成も変われば、必要な物と不必要な物などが変わってきます。

定期的に確認するように心がけましょう。

ちびっこあつまれ!!!

ほのおのにっき 2018年10月9日

みなさんこんにちは!西分署です。みなさんにお知らせです。

 

ちびっこたち必見!!!

来たる平成30年10月20日(土)10時から15時まで、岐阜県百年公園にて「オータムフェスティバル」が開催されます。

それに伴い、西分署も「消防ふれあいコーナー」というブースで参加します!! 

 

こんな風に車両を展示したり

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こども用消防服(幼児用)も用意しています。車両といっしょに撮影できますよ。

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ミニ消防車・救急車にも乗れます。

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みなさんぜひ遊びに来てくださいね!!

予防はつらいよ

ほのおのにっき 2018年10月5日

消防といえばどんな仕事?

と、皆さんに尋ねると

火災や救急、救助といった声が多いです。

でも、それ以外にも予防という仕事もあるのです。

 

予防とは読んで字のごとく

「災害を(あらかじ)ぐこと」です。

具体的には

建物の設計段階から必要な消防設備の確認を行い

完成後には法令に適合しているか検査を行います。

その後も定期的に建物に足を運び、予防査察を実施し

防火管理や消防設備が維持管理できるかどうかを確認します。

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ただ、つらいこともあるのです。

予防査察で消防法の違反を見つければ

是正指導しなければならないのですが、火災や救急とは違い

災害を未然に防ぐための予防は

住民に感謝されることはあまりありません・・・

 

私たちの訪問や指導に驚かれる方もみえます。

ましてや、消防設備の設置・維持にはお金がかかるので

話を聞いてもらえないことやつらい言葉をいただくこともしばしば
 

それでも、私たちは建物に足を運び、予防査察を行います。

これが「予防」の仕事なのです!

店舗や病院、飲食店など、いろんな建物がありますが、利用するのは住民の皆さまです。

皆さまの安心と安全を守るため、やらねばならない仕事なのです!

 

私たちの「辛」「一」歩で住民の皆さんを「幸」せにするためにも

消防法へのご理解とご協力をお願いします。
(〇〇くん、座布団1枚もってきて! by署長)

一歩を踏み出す行動力

ほのおのにっき 2018年10月4日

山口県で2歳児が行方不明になったことに端を発し、突如、時の人として話題となったスーパーボランティア尾畠さん78才の行動や新聞・テレビ取材の対応力を見ていて、私達には到底マネのできない思いがします。

7月8日未明の豪雨による津保川の氾濫では、関市の流域に住む多くの方々の家屋等約1700棟に甚大な被害を与え、今もその爪跡を残しており復興への疲労や汗を流されている方が多くおられます。

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 私の地区も35世帯が被災しましたが、被災3日目から多くのボランティアが全国から駆け付け、中には北海道から来た方もあり連日の猛暑の中、復興の手助けへと取り組んでおられた方々の姿を目の当たりにしました。

私自身は夏季休暇等を利用して結果的に4日間の活動となりました。

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ボランティア活動とは、無償・利他・先駆性など利益を求めることなく社会に奉仕し、自分自身が自発的・主体性のもとに行う活動することだそうです。

発災地に住み消防人ではなく一個人として、被災地にどう向き合えばいいのか自問自答もありましたが、まず、ボランティアとして被災者に手を差し伸べ一歩を踏み出す行動力が必要であることを痛感する災害になりました。

風邪予防

ほのおのにっき 2018年10月3日

最近、季節の変わり目で夜から早朝にかけてだいぶ寒くなってきましたね。

みなさんは風邪など引いて体調を崩していませんか?

この時期は昼夜の温度差で身体の免疫力が低下するため気をつけなければいけません!

 

風邪の予防には次のことが大事だと言われています。

・身体を温める

・適度に身体を動かす

・よく寝る

 

我が家では生姜湯で身体を温め、子供と散歩し、子供と共に寝る(夜9時)ことで風邪予防をしています!

 

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やはり身体が資本の消防士としては体調を崩して動けなくなるわけにはいけませんからね! みなさんも健康には気をつけて今年を乗り切りましょう!

スポーツの秋

ほのおのにっき 2018年10月2日

みなさんにとって秋といえば?

 

食欲・読書・スポーツ

 

などが連想されると思います!!

 

我が家では今年から一家で始めたスポーツがあります。

それは・・・

 

アーチェリーです!!

 

なかなかマイナーなスポーツと思われますが、歴史は古く、オリンピック競技にも選ばれています。

 

弓を使って的に矢を射るだけ、とイメージされやすいですが、矢を射った後、数十メートル先の的まで矢を取りに歩かなければいけませんので、1日の歩数は相当のものになり自然と体力もついてきました。

 

消防は体力が基本です。アラフォーという体に負担をかけることが難しくなってきた年齢ですが、アーチェリーなら無理なく程よい運動になっていますので、これからも続けていきたいものです。

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出張所に珍客来所!?

ほのおのにっき 2018年9月28日

毎週土曜日には、朝9時頃から消防車や救急車などの車両手入れをしています。

ある土曜日の出来事です。

洗車をするために車両を動かそうとしたところ、突然のお客さんが姿を現しました。

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なんと・・・マムシが車庫内にいました。(笑)

調べてみると、マムシは意外に臆病者で人間の気配を察知しただけで逃げていくそうです。

しかし、今回来所?したマムシは、この暑い時期に車庫内がとても涼しかったらしく、逃げもせずくつろいでいました。

 

もしこのマムシに気付かず、足で踏んでしまっていたら、恐らく咬み付かれていたのではないでしょうか。

そこで、もし咬まれてしまった場合の対処方法を紹介します。
あくまで、応急処置であるため、速やかに病院へ行くようにしてくださいね。

 

1 咬まれた箇所より心臓側の10cmの位置でタオルや紐などで緊縛する。(締めすぎには注意してください。)

 

2 ポイズンリムーバー(毒を吸い出す注射器のようなものでアウトドアグッズにあります。)で吸い出す。※口で吸い出すことはやめてください。

 

3 とにかくすぐに病院へ行く。写真が撮れればヘビの写真を撮っておく。

屋内消火栓設備ボックスの色

ほのおのにっき 2018年9月27日

火災の初期消火を目的とし、人が操作して使用する消防用設備の一つに屋内消火栓設備があります。

2人以上で操作する消火栓(1号消火栓)と、1人でも操作できる消火栓(易操作性1号消火栓・2号消火栓)の2種類があります。

 

屋内消火栓設備は、表示灯、水を出す筒先及びホースが入ったボックスと、水を送るポンプ、そして水槽で構成されています。

表示灯は赤色と決まっていますが、ボックスの色は決まっていません。
そのため施設に併せて様々なボックスがあります。

こんなのを見つけました。

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みなさんも出かけた時に気を付けて見てみると、いろんな色が見つかるかも?

あなたの防災知識はいかに!?

ほのおのにっき 2018年9月26日

みなさんはどれだけの防災知識を持っていますか?
 

災害は、いつ起きるのか、どのぐらいの規模なのか、

予測は難しく、また防ぐこともできません。 だからこそ、起きてしまった時にどう行動する事ができるか、

起きてしまう前にどれだけの心構えをしておけるかが重要です。

 

現在、某ポータルサイト運営会社がネットで「全国統一防災模試」という防災知識に関する模試を行っています。

8月30日~9月30日までは、台風・豪雨編が開催されており、9月16日現在では73万人以上の方が参加しています。

全国平均は56.67点、岐阜県の平均は57.29点となっています。

私もこの模試に気合を入れて参加してみました。

その結果は!?!?

 

 

 

じゃじゃーーーん!!!88点!!

(100点取るつもりでしたが、、、(泣))

『みんなを導く 防災ゴッド』と言われました。(照)

 

この模試は全25問で選択式となっており、5分程度でできるとても簡単なものでした。

こういったものに参加することでも防災知識が身についていくと思います。

 

みなさんもいざという時に備え、防災知識を身につけておきましょう。

そして私と同じ『防災ゴッド』になりましょう!(笑)

救命の連鎖、まずは心停止の予防から・・・

ほのおのにっき 2018年9月25日

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【救急蘇生法の指針2015 市民・解説編】

みなさん、上の図を知っていますか?

救急講習を受講した人は、見たことがあると思います。

これは、救命の連鎖です。

この救命の連鎖は、傷病者の命を救い社会復帰に導くために必要な一連の行いのことを言います。

上の図のとおり、救命の連鎖は4つの輪で成り立っています。最初の3つの輪は、その場に居合わせた市民が担うことになります。

この4つの輪が途切れることなく、すばやくつながることで救命効果が高まるのです。

 

そして、この救命の連鎖で今回私が着目するのは、1つ目の輪の「心停止の予防」です。

心停止の予防、つまり心臓や呼吸が止まってしまうことを未然に防ごう、ということです。

 

まず、大人と子どもの突然死の主な原因は違います。

大人の突然死の主な原因は、急性心筋梗塞や脳卒中です。これらは生活習慣病とも呼ばれており、生活習慣の改善でそのリスクを低下させることも大切な予防の一つです。また、急性心筋梗塞や脳卒中の初期症状に気付き、少しでも早く救急車を要請することがとても重要です。

そして子どもの突然死の主な原因は、けがや溺水(川などでおぼれる)などがあります。その多くは、日常生活の中で十分に注意することで予防ができるものです。

 

心臓や呼吸が止まってしまった場合の救命処置も大事ですが、何よりも突然死を未然に防ぐことが一番効果的です。

 

 

しかし、もし何かあった場合に、救急隊が到着するまでの間、一人でも多くの市民が勇気を持って「何か一つ」でも行動に移し、救命の第一走者として「救命のリレー」をスタートさせ、命のバトンをつないでください。

※救命処置や救命講習について詳しいことは、中濃消防組合のホームページ→各種講習案内→救命講習 をご覧ください。

 

 

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