ほのおのにっき

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「ちびっこ広場」を開催しました!

ほのおのにっき 2018年11月2日

10月26日、美濃市曽代の体育館において、美濃市内の6保育園と1幼稚園で結成された美濃市幼年消防クラブの園児約150名が、消防とふれあうなかで、「防火」に関心を持ち、災害から身を守ることの大切さを学び、自助の精神を養うことを目的に「ちびっこ広場」を開催しました。

これは、毎年行われており今年で23回目となりました。

 

園児達は、「火遊びは絶対にしません」「自然を大切にします」「みんなと仲良くします」「守ります火の用心」と誓いの言葉を大きな声で読み上げ、その後、ミニ防火教室や、多数のアトラクションを実施しました。

【ミニ防火教室】

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【障害物リレー】

シーツを煙に見立て、姿勢を低くして逃げます!

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【けが人搬送リレー】

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【消防車と綱引き】

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【けむり体験】

煙の怖さを体験します!

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【パワーボイス】

「火事だー」と叫ぶ声を音量測定器を使って測ります。

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園児はこのようなアトラクションに取り組み、楽しみながら防火について学びました。

 

普段体験できない消防車の見学や各種体験を通じて、園児たちの幼少年期の防火教育に繋がったと感じました。

消防士のタマゴ

ほのおのにっき 2018年11月1日

みなさん、こんにちは。11月1日ですね。私の誕生日の前日です。

 

さて、毎年11月になると、4月に採用された若き期待の新人消防士たちが、消防学校での厳しい訓練を経て、中濃消防組合に帰ってきます。

そんな心身ともに消防士となった彼らは、4月に採用されたばかりの頼りない感じとは違い、顔つきは凛々しく、体つきは仰々しく、これから多くの現場等で活躍し、住民サービスの向上に全力で取り組んでくれることでしょう。

 

彼らを見ていると、若かりし頃の自分と重なるものがあり、初心に帰ることができて新鮮です。

当時の消防士のイメージといえば・・・

 

消防士といえば屈強な身体。

屈強な身体といえば筋肉。

筋肉といえば筋トレ。

筋トレといえばタンパク質。

タンパク質といえばタマゴ。

 

そうです。『消防士≒タマゴ』だったのです。

 

そして、十数年の消防士生活を経験して、今、その新鮮なタマゴは『味タマ』になりました。

 

 

そこで今回は『味タマ』の㊙レシピを紹介します。
【準備するもの】

A タマゴ 10個(コンビニのタマゴ)←お買得タマゴはお勧めいたしません。

B めんつゆ2倍濃縮 150cc

C 水 50cc

D 砂糖 小さじ1

E ジップロック 1枚

 

【手順等】

① 鍋にたっぷりお湯を沸かす。

 

② 冷蔵庫から取り出したタマゴをお玉などで優しく鍋に放り込み茹でる。

(注1)ヒビが入ると茹でている間に卵白が出てきて不良品となります。優しくしましょう。

(注2)必ず冷蔵庫から出したての冷たいタマゴを投入しましょう。

 

③ ジップロックにBめんつゆ・C水・D砂糖を入れる。

 

④ 6分30秒待つ。

 

⑤ 鍋ごと水にさらす。

 

⑥ 3分待つ。

(注3)急速に冷やすことを念頭に、水は垂れ流しで。

 

⑦ 殻をひたすらむく。

(注4)殻も薄皮も優しくむいてタマゴに傷がつかないように。

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⑧ むいたタマゴをジップロックに投入し、空気を抜いてお口チャック。

(注5)この頃にはタマゴに感情移入しており、とても可愛く感じます。

 

⑨ 冷蔵庫の隅の方で出番がくるのを待つ。

(注6)タマゴが気になり冷蔵庫を開け閉め開け閉めしないように。

 

⑩ 48時間待つ。

(注7)個人的には40時間~70時間がいい感じだと思います。

 

⑪ 白身はプルッと のどごし爽やか、黄身は(外)ちょい固シミシミ(内)じゅわじゅわ液状うま味MAX。

(注8)茹でた直後は黄身がほとんど液状で味もシミていないので「普通に美味しい」で終わってしまいます。

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それではみなさん1度お試しください。至福の時をお約束いたします。

このレシピのご意見ご感想をぜひお寄せください。今後の励みになります。

 

ご意見ご感想はこちらまで!!

身近な存在ガソリンスタンド

ほのおのにっき 2018年10月31日

今回はガソリンスタンドでの注意点について、みなさんに改めてお話したいと思います。

都市部を除くと、普段から通勤やお出かけでは自動車を利用される方がほとんどだと思います。自動車を動かすためには、ガソリンや軽油をガソリンスタンドで給油しなければなりません。近年電気自動車という、燃料を必要としない充電式の自動車も普及してきていますが・・・。

平成10年頃から規制緩和によってセルフスタンドという、利用者自らが給油する形態のガソリンスタンドが登場し、今では身近なものとなっています。販売価格も安く、利用される方も多いのではないでしょうか。

しかし、セルフスタンドを利用する際、稀にエンジンをかけたまま給油する利用者を目にすることがあります。

 

ここでハッキリ言いましょう。それ、法令違反です!!

 

危険物の規制に関する政令の第27条第6項第1号のロにはこう記されています。「自動車等に給油するときは、自動車等の原動機を停止させること。」と。ちなみにガソリンスタンドの構内には、「給油中エンジン停止」と書かれた掲示板も掲げられています。

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手軽に給油ができ、身近な存在となったセルフスタンドですが、ルールを守らなければ重大な事故に繋がる危険も潜んでいます。そもそもガソリンなどは、引火点が低く火が着きやすいもので、揮発性も高いため常温でも蒸気となる危険な物質です。ガソリンなどが揮発した蒸気は目に見えず、また容易に引火します。そんなガソリンなどを給油しているときにエンジンがかかっていると非常に危険ですので、必ずエンジンを止めてから給油してください!

秋の行楽シーズンも道中安全、そして給油中も安全にお願いしますね!!

 

 

洞戸出張所へようこそ ~板取川中学校職場体験~

ほのおのにっき 2018年10月30日

 暑さが残る9月下旬、板取川中学校2年生2名が洞戸出張所へ職場体験に訪れました。

「将来は何になりたいの?」と尋ねると

「まだ考え中だけど、お金がたくさんもらえる仕事がいいな」と堅実な回答(^_^;)

将来の夢や進路について、何か少しでもこの職場体験で得るものがあるよう、我々も準備をしてきました。

洞戸出張所職場体験は2日間、次のようなスケジュールで多くの訓練に参加してもらいます。

 

1日目

時  間 内    容
10:00~10:45 当直司令挨拶・消防署の仕事内容説明・庁舎内説明
10:45~12:00 救助訓練①(資器材説明・基本結索)
12:00~13:00 昼食・休憩
13:00~15:00 救助訓練②(山岳救助資器材を使用した降下、引上げ訓練)
15:00~15:30 規律訓練
15:30~16:00 質疑・反省会・当直司令挨拶

2日目

時  間 内    容
10:00~10:05 出張所長挨拶
10:05~11:00 救急講習(心肺蘇生法・AED取扱い)
11:00~12:00 昼食準備(生徒が調理)
12:00~13:00 昼食・休憩
13:00~14:30 防火服着装・空気呼吸器取扱い・放水訓練
14:30~15:30 車両積載器具点検(タンク車・救急車)
15:30~16:00 質疑・反省会・出張所長挨拶

 

 

1日目の救助訓練②では7mの高所から自分の操作で降下をしてもらいました。

資器材の取扱いをしっかりと学習し、初めは「少し怖いです」と言ってた生徒が最後には見事に降下していました。

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平地でしっかりと訓練し、

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いざ降下!!!!!

 

さらに2日目は昼食を生徒が調理しました。この日の献立は消防署定番のカレーライス。

訓練や座学も大切ですが、「みんなで同じ釜の飯を食べる!!」これも消防署ではとても大切なのです!!

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慣れない包丁

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もちろん米炊きもやってもらいます

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様子を見に来た先生と共にみんなで昼食!!

 

 

2日間の職場体験を終え

「職場体験はどうでした?」と生徒に尋ねると

「消防署で働くって楽しいですね!」と嬉しい回答(^^)/

2人の顔を見て、職場体験を通じて将来の夢や進路に対して何か得るものがあったんだろうなと嬉しく思いました。

中濃消防組合 全国誌デビュー!!

ほのおのにっき 2018年10月26日

先日、防災や消防に関連する情報がまとめられた某雑誌で中濃消防組合の水難救助隊が紹介されました!

 

中濃消防組合管内では、毎年たくさんの水の事故が起きています。水の事故でより多くの命を救うことができるよう、専門の救助隊が編成されています。

水難救助隊は、たくさんの希望者の中から実力のある人だけが選抜されたエキスパート部隊です。

そんな水難救助隊の訓練の様子がなんと4ページに渡って紹介されています。

 

川遊びの時期も過ぎ肌寒い季節となってきましたが、水難救助隊は冬の間も気を抜かず、今後も訓練を重ね出動に備えます!

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消防車の機関員になるために

ほのおのにっき 2018年10月25日

みなさんは消防署の車といえば、どんな車を思い浮かべますか?

多くの方がはしご車などの赤くて大きい車をイメージすると思います。(正確には朱色です!)

 

現在、中濃消防組合に配備してある消防車の多くは、中型免許以上が必要です。その中でも、はしご車と水槽車・救助工作車は車体も総重量も大きく、『大型免許』の資格を持っていないと運転できません。大型免許を取得し、機関員として必要な知識や技術を身につけていると認められた者だけが機関員(運転手)になることができるのです!

 

私は正直、『大型免許』の取得を甘く考えていました。自家用車がやや大きくなったくらいだろうと。しかし、実際は、車体が大きく高いため、死角が多いこと、旋回時に普通車に比べ内輪差やリアオーバーハング(車両後部の外側への張り出し)が大幅に大きくなること・・・など、注意しなければならない点が多く、簡単に取得できるものではありませんでした。

 

不甲斐ない運転に苦笑いする教官、練習の度に増えていくお金・・・。しかし、めげず練習を重ねて運転技術を身につけ、ついに私も最近『大型免許』を取得することができました!

 

何事もポジティブ思考!これからは早く一人前の機関員になれるように、猛勉強します!!

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にょろにょろしたアイツ!!

ほのおのにっき 2018年10月24日

みなさんは疲れた時やストレスを発散したいときに何をしていますか?

食べることで発散する人、ひたすら寝る人・・・など、さまざまな方法があると思いますが、私は最近は釣りをすることでストレス発散を行っています。

「せっかく釣るなら、食べられる魚がいい!」と思っている食いしん坊の私。

そんな私がよく釣るのは、見た目はにょろにょろしていてちょっと苦手な方もいるかと思いますが、食べればスタミナがつくと言われており、蒲焼きなどでよく食べられているアイツ!

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いつでも行けるよう常に道具の準備はしてあります!

 

そう!ウナギです!

 

 

ウナギを釣ること自体はとても簡単なので誰でもできますが、夕方から夜中までの釣っている間、「あー、暇だなー」とリラックスできる時間が私はとても好きです。

 

 

 

 

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サイズが小さいのはリリースしてあげました(^_^;)

もちろん釣るのがメインなので、そちらもぬかりなく。

日によって変わりますが、ほんの30分程度で3匹釣れる日もあります。

釣れたウナギは持って帰り、自分で捌いて美味しくいただきました(^^)

 

 

 

釣りという趣味はストレス発散ができる上に、ウナギを食べることでスタミナをつけ、体力を使う消防の仕事も頑張ることができます!たくさん釣れた時には、お世話になっている人たちに蒲焼きを振舞うのもありかも!笑

これからの時期は寒いため釣ることが難しいので、また来年、ウナギにはお世話になろうと思います。

えっ! 金魚や鯉を飼っているの?

ほのおのにっき 2018年10月23日

津保川出張所に水色の大きな水そうがあります。

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近づいてみましょう・・・

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ロープでふたが固定してあり、外れないようにしてあるぞ・・

もしかして、金魚や鯉が猫に食べられるのを防ぐためかな?

消防のホースは水の入れかえのためかな?

 

こっそり開けてみましょう・・・

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あれ、少しの水と砂が入っている。

金魚や鯉はいないぞ。

もしかして、猫に食べられたのかな?

 

 

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実は、訓練用の水そうだったんです!

 

消防車で水を吸って訓練するためにおいてあります。

(訓練する時は、水を入れます。)

これから空気が乾燥して火災が起きやすくなります。

そのため、所員は訓練に励んでいます。

金魚や鯉は飼っていないですよ 笑

自撮りにハマっています

ほのおのにっき 2018年10月19日

昨年の流行語大賞に「インスタ映え」という言葉が選ばれたことは記憶に新しいかと思います。外食の際に料理をパシャリ、観光名所でパシャリ、綺麗な景色を見てパシャリ。「あ!」と思ったものを撮影しSNSで共有することはもはや新しい文化として定着したと言っても過言ではく、私もすっかりその文化にハマってしまっています。

 

ただ、私がSNSにアップする写真の主役は料理や景色ではありません。主役は自分。そうです、自分で自分の写真を撮る、いわゆる「自撮り」と呼ばれるものです。特に自身の趣味である登山やランニング中に出会った景色の中に自分が溶け込んだ写真をよく撮影します。

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このような話をすると「友達がいないの?」と心配されることが多いので一応言い訳をさせてください。綺麗な景色を写真に収めたい時は人を一緒に写すことでそのスケールを伝えることができます。しかし私は普段1人で行動することが多く、また訪れる場所もマイナーなため景色と一緒に写す人が自分以外に居ないのです。(大切なことなので強調しますが決して友達がいないわけではないのです。)

 

全然消防署に関係ないような趣味ですが、私が写真を撮りに行く場所は「道がない」ことも珍しくないため、消防に必須の体力が勝手についていきます。(道が険しいのはまだ優しいのです。)趣味が充実すると自然と仕事にも身が入ります。皆さんも自分の好きなことに楽しく打ち込んで下さいヽ( ´¬`)ノ

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粋だねぇ!

ほのおのにっき 2018年10月18日

落語ファンの皆さん、一年間お待たせしました。(一年前の投稿 「10月3日につづく」はこちら

先(9月12日)の担当者から引き続きます。(9月12日の投稿「「寄席」PART2」はこちら

その前に、この「ほのおのにっき」のシステムについて少しお話します。

誕生日を基準に年間を通じて担当者が決められ、その日に合わせてネタを拾い掲載するシステムになっています。

 

今年も行ってきましたヨ(^_^V しかも、予てから念願だった正月公演です。

正月公演と言っても二之席ですが、(通常は1ケ月を3つに割って、上席・中席・下席と言いますが、正月公演だけは上席を初席・中席を二之席と言うそうです)それでも豪華な出演者に、抱腹絶倒の二日間(計12時間)でした。

 

04-honoo1-20181018・・・って始まる予定でした。ところが奇しくも(必然とも取れますが)先に述べたメンバーが1ケ月前に誕生日を迎え、既に正月公演の話題に触れたのを知り愕然とし落胆しました。

それでも私はめげません。

 

という事で、懲りもせず落語の話におつきあいください。

以上が枕話です。

 

 

04-honoo2-20181018さて、私も落語に興味を持ってから感じた事ですが、落語は単に座布団に座って話すだけではなく、そのすべてが落語なんだと気づきました。

と言うのは、「トントン」と太鼓が響き三味線で出囃子がなると、いよいよ噺家の出番です。舞台袖から登場し座布団に座る。深々とお辞儀をし、枕話(前置きのようなもの)が始まる。

その一つ一つを取っても噺家それぞれの所作があります。それを見るだけでも楽しく、粋です。

ところが、中には舞台袖から登場するやいなや立ち止まりおじぎをする方もみえます。この所作が私にはどうもシラケます。(個人的な感想です)やはり、『芸は売っても身は売らない』ではないですが、噺家には最初から最後まで粋であってほしいものです。(個人的な感想です)

 

以前、研修を受けた者に聞いた話ですが、講習を3分割すると、受講者が集中して聴くのは最初と最後で、そこにポイントを持っていけばより良い教育になるそうです。

 

私も、人前で話す時はより集中して聞いていただけるよう出囃子からシラケられないようにしたいものです。

 

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