ほのおのにっき

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消防署と消防団

ほのおのにっき 2018年5月8日

「消防署と消防団ってどう違うの?」 と知り合いから聞かれることが度々あります。

消防署は、常勤の職員(消防吏員・消防官)が常時消防業務に専念しているのに対し、消防団は日頃各々の職業(サラリーマン・自営業等)に専念し、災害が発生した際には消防団員としてその対応に当たるのが一番の違いです。

現在全国に消防署員は約16万人、消防団員は約85万人います。常備消防機関である消防署は、機動力や即時対応力があるのに対し、非常備消防機関の消防団は動員力や地域密着性があるという特性があります。

 

しかし、消防署と消防団では上記のような違いがあるものの、目的は同じです。それは、「市民の皆さまを守る!」ことです。

 

 

↑消防署と消防団が合同で訓練を実施しているようす

 

 

私は以前消防団の事務を担当していましたので、消防署と消防団双方の実情は把握しています。
消防署員は24時間勤務の中で火災や救急出動以外にも訓練や立入検査、いろいろな届出の処理など、様々な業務を行っています。消防団員は普段それぞれの仕事を持ちながらも、いざというときにすぐ駆けつけてくれるとても頼もしい存在です。

消防署員も消防団員も災害が無いことを願っています。しかし、いざ災害が起これば、署と団は協力し合いながら全力で活動します。市民の皆さまを守るために。

めざせ全国大会!!

ほのおのにっき 2018年5月7日

私は、7月25日に三重県消防学校で開催される第47回消防救助技術東海地区指導会に出場することになりました。中濃消防組合の参加種目は「ロープブリッジ救出」、「ほふく救出」です。
今回は私が出場する「ロープブリッジ救出」について説明をします。

 

ロープブリッジ救出とは、4人(要救助者を含む)1組で編成したチームにより行う連携訓練で、設定された渡過ロープにより対面する塔上に進入し、 要救助者を救出し脱出するまでの安全確実性と所要時間を評価するものです。チームの編成の詳細は、救助者3人(渡過者2人、救出ロープけん引者1人)、要救助者1人の計4人となっています。

 

要救助者・・・助けられる人
渡過者・・・渡過ロープを渡り、要救助者を搬出する人
救出ロープけん引者・・・要救助者にけん引ロープを付け引っ張る人

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写真を見てのとおり地上7mで行います。高所恐怖症の人には、地獄のようですね(笑)。

 

東海地区指導会で上位に入ると全国大会へ出場できます。

私は憧れていた救助大会の選手にやっとなることができました。真夏の東海地区指導会までみっちり訓練をして、標準タイムである75秒以内はもちろん、それ以上1秒でもタイムを縮められるように頑張ります。

チーム一丸となり、「全国大会」という目標に向かって訓練に励んでいきます。

 

 

私の癒し

ほのおのにっき 2018年5月2日

消防士と聞くと、消防車や救急車等の消防車両に乗って出動し、24時間勤務する姿を想像する方が多いと思います。

しかし今の私は、普段消防車両に乗って出動することもない毎日勤務をしています。

「何をしてるの?」と疑問を持つ方が多くみえると思いますが、主に火災予防に関する仕事、簡単に言いますと「火災を未然に防ぐ仕事」とご理解していただければ幸いです。

その具体的な業務内容については次の機会にお話することにしまして、今回は私の「愛犬」を紹介します。

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名前は「のぶ子」

犬種はブルドック。ブサイク過ぎて、女の子には見えませんが、2歳の女の子です。

暑さと寒さが苦手な彼女は、室内犬として一緒に暮しています。

当初は、抜け毛とよだれが凄くて驚きましたが、彼女のおかげでこまめな掃除が私の日課となりました。

私の勤務時間は8時30分から17時15分までですが、帰りが遅くなることが多く、どれだけ遅くなっても必ず玄関で迎えてくれて、そして彼女は私に背を向け座り、私が背中をマッサージする・・・

疲れているのに、いつもそんな流れでマッサージをさせられ、どちらが癒されているのか分かりませんが、そんな彼女との時間が私の癒しの一つとなっています。

ブサイクな写真の掲載だけでは、彼女が可哀想なので凛々しいのを一枚!

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今日も彼女が癒してくれるので「火災0(ゼロ)」を目標に頑張ります!

 

美濃町線

ほのおのにっき 2018年5月1日

私の幼いころの家族旅行は、電車に乗り遠くの動物園に行きました。男友達との冒険は、終点の町まで買い物に行き、わくわく感とドキドキ感を覚えています。

しかし、この路線は廃線となり、電車も時代の流れとともに駅舎の隅で余生を過ごしています。

今では、公共交通機関を使用することはなくなり、すべて自家用車を使用しナビ頼みで移動しています。

これからは行楽シーズンになり、多くの人が車・バイクなどで移動し、観光地に行くことが多くなります。昨年のゴールデンウィークには、バイクと車の接触事故によりDrヘリを活用する事案もありました。

くれぐれも事故なく楽しい思い出だけを持ち帰ってほしいものです。

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私の相棒・・・

ほのおのにっき 2018年4月27日

相棒と出会って23年の月日が流れました。

 

当時20代だった私が、とある自転車屋さんを訪れた際に一目惚れし、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入してしまったのが、相棒との出会いです。

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そうです!相棒とは折りたたみ自転車のことです。

 

相棒と出会う前までは、車で管内の地理教養を行っていました。しかし、相棒と出会ってからは相棒8割、車2割くらいの割合で地理教養に回っています。

 

なぜ、相棒と多く回るようになったかというと車と比べ、目標物がより把握できるからです。

最大の利点は、小回りが効く機動性で、車が入り込めない路地や行き止り箇所など、車で見過ごしてしまうような目標物の把握もできます。

 

現在は指令課に勤務しているため、地理や建物の把握はとても重要です。地元住民以外の方や地理に詳しくない人から119番通報を受けた時には、目標物が災害地点を特定する上で重要なキーワードになるからです。

この地理教養の結果が、指令時間の短縮にとても役に立っています。

 

これからも続けていこうと思います。相棒と共に!

 

第5回中濃消防登山部山行日記

ほのおのにっき 2018年4月26日

5回目を迎える山行日記は、春の行楽シーズンやゴールデンウィークに、ボルタリングや登山客で賑わう瓢ケ岳です。

瓢ケ岳は標高1163mで、高賀山、今淵ケ岳とあわせ高賀三山と呼ばれ古くから信仰の山として知られています。また、登山口周辺はふくべの森と呼ばれ、大小様々な岩場が点在することから、近年は全国からボルタリング愛好家が訪れ、賑わいをみせています。

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今回は美濃消防署の職員7名で、最もメジャーな登山道の調査を兼ねて登山しました。

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防災ヘリで救出ができそうな場所や、傷病者の搬送に必要な資器材を検討しながら、登山を楽しむことができました。

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1時間半から2時間程度で登れる低山ですので、興味のある方は是非登ってみて下さい!

また、もし登山やボルタリング中にケガや病気で119番される際は、場所を座標(緯度・経度)で伝えて頂けると大変助かります!座標はスマホなどでも簡単に知ることができるので、ご協力をお願いします。

それでは今後の山行日記もお楽しみに!

春の行楽シーズン到来!!

ほのおのにっき 2018年4月25日

先日、中学2年生になる長男の硬式クラブチームの遠征試合のため滋賀県高島市まで行きました。
琵琶湖沿いの桜はまだ満開に程遠かったですが桜並木はそれなりに綺麗でした。

 

また、土曜日で天気もよくツーリングに訪れるライダーや家族連れの車が多いことにビックリしました。

 

これからの時期、暖かい陽気に気が緩み、ついついスピードを出し、オートバイがセンターラインをオーバーし車と衝突する事故や、カーブを曲がりきれず転倒する事故が多くなります!!

 

行楽にお出かけの際は、時間に余裕を持ってゆとりある運転を心がけ、楽しいドライブにしてください!!

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昨年、管内で発生したオートバイの転倒事故現場です。

皆さんも気をつけてください!!

分蜂(ぶんぽう)発生中!!

ほのおのにっき 2018年4月24日

分蜂とは、日本ミツバチの群れが、1群れから2群れに分かれることを言います。

 

春になると新しい女王蜂が生まれます。すると、その母親女王蜂は、働き蜂の約半数を連れて巣を飛び出し、新たな場所に巣を設けるため出て行くのです。

 

人間では出て行くのは子供(娘など)ですが、ミツバチの世界では逆です。これは、日本ミツバチが子孫を残す上での合理的な習慣と言えます。自然界で日本ミツバチの群れが1年間生き延び、分蜂の時機を迎えるのは簡単なことではないので、より若く寿命が長い次の世代に、良い家を継がせるわけです。

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写真は、分蜂の時に巣から出てきて一時待機している群れです。このあと新しい巣の場所に一斉に飛んでいきます。分蜂の時は嵐のようなものすごい羽音がして、一斉に移動する時にはまるで雲の様です。

 

小生老年の働き蜂でありますが、若い世代に良い職場を継がせて終わりたいものです。

とうとう私も・・・・

ほのおのにっき 2018年4月23日

 

 

1月から「ランニング」をはじめました。(冷やし中華じゃないですよ)失笑。。。

 

自分で言うのも変ですけど、あまり意志の強い方ではありません。

ですから、最初からぶっ飛ばしてランニングするとイヤになって辞めてしまうのではないかと思い、「少しの距離からゆっくり」を毎日やりました。

 

するとです、ランニングを継続していくと、走る距離も長くなり、スピードも速くなり、ランニングの最後はラストスパートして目いっぱい走らないと満足しない体に変わっていきました。

 

しかしです!

3月頃からランニングの後、目がかゆくなり、、、鼻水が垂れてきたり、、、、

 

ランニング馬鹿の先輩に

(私) 「花粉症が辛いから、ちょっと止めようかなぁ」

(先輩)「なに言っとんだ、お前の走りは{ランニング}じゃなくて、ちんたら走ってる{ジョギング}って言うんだよ。呼吸が苦しくなるくらい真剣に走れば、体は酸素を欲しがるから、呼吸する気道は大きくなるし、鼻水なんか出ないんだよ」

 

こんなよく解らないことを言われましたが、ためしに「ジョギング」ではなく「ランニング」を全力でやってみました。

 

すると!!

ランニング中は、鼻水が治まって普通に呼吸ができるようになっていました。

走りながら、「先輩スゲー」と思いました。

 

ただし、、、ランニングが終わると、一気に花粉症の症状が出てきて、ランニングを重ねる度に症状が酷くなっていきました。

 

病院に行ったら、花粉症だと診断されました。

花粉が飛ばなくなるまでランニングは中止して、また少しずつ始めようと思っていますが、一旦休んでしまった後、また頑張れるか心配なところです。

 

ランニングが季節限定の「冷やし中華」にならないようにしなければ・・・

オアシス

ほのおのにっき 2018年4月20日

みなさんは、「オアシス」と聞くとどのような風景を想像しますか?

砂漠に突如として現れる緑地、そして泉。このような風景を思い浮かべるのではないでしょうか?

新年度を迎え20日が過ぎようとしている今日この頃。冬に比べ気温の上昇が感じられるものの、まだまだ空気は乾燥しています。私事ではありますが、30歳を過ぎお肌の砂漠化が進みリップクリームやハンドクリームは手放せないアイテムとなっております。

しかし、そんな私にも、オアシスはあるのです。しかも2か所。

それはどこかって?そう、それは私の両脇にあるのです。

告白します。私は汗っかきです。

春になれば、額に、脇に汗を滲ませ仕事をする毎日。自宅へ帰って服を脱げば、そこにはオアシスの跡。でも勘違いしないでください。それが悲しいと言っているわけではないのです。少し長くなりましたが、ここまでは、ほんの自己紹介です。

さて、そんな私ですが、いや、そんな私だからこそ、毎朝制汗スプレーを使用しています。毎朝私の脇にはラベンダーが咲き誇ります。

多くの人が使用するこの制汗スプレー。使用すれば毎回爽快な気分にさせてくれるものですが、実はそこにも危険は潜んでいます。

制汗スプレー等のスプレー缶には写真のような噴射剤が混ざっています。

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※LPG、LPガスは「液化石油ガス」のことを言います。

この噴射剤は可燃性であるため、火気を近づければもちろん火がつきます。注意書きにもありますが高圧ガスが封入されているため、高温の環境下に置かれれば破裂することもあります。昨年も、カセットボンベやスプレー缶の中身が残っていたために、ゴミ収集車の中でスプレー缶等が破裂しゴミに着火するという火災が数件ありました。

カセットボンベやスプレー缶の捨て方については各市町村で決められていますので、必ずそのルールに基づいて捨てましょう。

※詳細は各市町村ホームページをご確認ください。

スプレー缶等による火災等の事故を減らすために、ご協力よろしくお願いします。

 

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