ほのおのにっき

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みなさんへ伝えたいこと・・・。

ほのおのにっき 2018年4月4日

04-honoo1-20180404高速道路のトンネル内で事故発生!
事故車からは火が出ており、車内には取り残された人がいる!!

消防車が現場に急行し、消火活動を実施。
その後、車内の要救助者を救出するため、油圧カッターでハンドルを切断します!

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また別の日・・・。

 

山の頂上付近でけが人がいるとの通報!
 隊員たちはけが人を救出し、細くて急な山道を搬送!

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頂上でけが人を防災ヘリコプターへと引き継ぎます!

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どちらの事案も、周囲に危険が伴う中での活動であり、隊員たちは体を張り、必死でけが人を助けようとしています!

 

ですが・・・、安心してください。
どちらも「訓練」の写真です。

 

私は中濃消防組合の広報担当として、日々の訓練や各種イベント、もちろん実際の災害でも現場に行き、さまざまな写真を撮影しています。

とは言っても、もともとカメラ撮影の知識も技術もない普通の消防士です。
配属された当初は、「とりあえず写真をたくさん撮り、記録として残しておけばいいだろう」というつもりで撮影していました。

しかし今は少し違います。

 

 

1つ目のトンネル事故訓練は、実際に夜の高速道路で本物の車を固定、破壊し、実際の事故現場に近い状態で訓練を行っています。
そういった訓練を行う隊員たちの「本気さ」、そして「緊迫感」を見ている人が感じてくれれば、と思い撮影しました。

 

また、2つ目の山岳救助訓練の写真は、ヘリコプター接近による突風から自分たちの身を盾にし、少しでもけが人にかかる負担を減らそうとしている「救助隊員の想い」を伝えたい!
といった気持ちから、距離や角度を考え撮影しました。

 

とは言え、カメラを機能を使いこなせていないため、詳しい方が見ると指摘箇所だらけの写真ばかりだと思います。
でもそんな思いを込めて撮った写真を少しでも多くの人が見てくれたら・・・。
そして、「消防士はこんなことやってるんだ!」と少しでも消防に興味を持ってくれたら・・・。

 

そんなささいな願いをこめて、これからもさまざまな現場を撮影し、みなさんへたくさんの情報をお伝えしていきます!!

 

 

P.S.

先日、休みの日に関消防署の「こども消防見学会」に参加しました。
もちろん「消防士」としてではなく「パパ」として。

しかし、やっぱり広報担当の性でしょうか。
撮った写真は消防車がメインで、子どもは後ろ姿しか写ってないものばかりでした・・・(笑)

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お隣さんと協力して

ほのおのにっき 2018年4月3日

私たち中濃消防組合は関市と美濃市を管轄とした消防組織です。

管内で災害が発生すればすぐさま駆けつけます。

 

 

みなさん、突然ですが、疑問に思ったことありませんか?

 

他の市との境界線で災害が起こったらどうするの!?

高速道路も一方通行だし・・・

 

 

答えは、

消防相互応援協定に基づき、両方の消防署から消防車が駆けつけます。

 

ん~!?消防相互応援協定?何だそれ!?

 

まったくもって聞き慣れない言葉ですが、市民の皆さんが安心して暮らすためにとても大切なものです。

はじめにお伝えしたとおり、私たち中濃消防組合の出動、業務の範囲内は原則として関市内・美濃市内です。

しかし、災害は場所を選びません。市の境界付近や高速道路で発生したり、私たちだけでは手に負えない大規模な災害も発生したりします。

 

そのため、となりの市町村とあらかじめ協定を結び、お互いを守ることができるように取り決をしています。それが、消防相互応援協定です。

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私たちの暮らす、関市・美濃市は

 

・岐阜市消防本部(岐阜市・本巣市・山県市など)、

・可茂消防事務組合消防本部(美濃加茂市など)、

・郡上市消防本部、

・各務原市消防本部、

・下呂市消防本部、

・大野市消防本部(福井県※板取が接している)

 

と応援協定を結んでいます。意外と多いですよね。

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こうして、私たち消防はお隣さん(隣接している消防本部)と協力しながら、市民のみなさんの安心・安全を守っています。

 

皆さんも、お隣さんやご近所さんと助け合う協定を結んでみてはいかかでしょうか?

 

 

地震などをはじめとした災害時にはみんなで助け合うことが大切です。非常食や救援物資などのハード面の備えも大切ですが、ご近所さんとの協力体制など、ソフト面についても考えてみてはどうでしょうか?

 

 

↓消防相互応援協定の締結状況は当ホームページ内に掲載中です。↓

金曜カレー

ほのおのにっき 2018年3月29日

2月16日のカレーネタとかぶりますが・・・。(2月16日投稿「カレーライス」

私は先月、初任科・救急科を終了したばかりです。

まず、消防士になると誰もが通る道が消防学校です。4月に入校し、現地研修を経て、年を越した2月に修了します。

月曜日から金曜日までは消防学校に缶詰状態で、全員が寮生活・・・。入学中は日曜日の夕方に寮へ戻り、金曜日の夕方に家へ帰ります。

そんな消防学校で金曜日になると昼食に出るのはお決まりのカレー!学生達の間では「金曜カレー」と呼ばれています。

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ではみなさん、なぜ金曜日になると毎週カレーが出るのでしょう、、、?

私も気になり、先輩から聞いたりして調べてみると、有力な説がインターネットにありました。

それは、海軍からきているという説です。

海軍は、基本的に海の上での仕事。陸にいる時は問題ありませんが、訓練等で海に出ると、360度どこを見ても海と空しか見えない日々が続きます。

そこで、曜日の感覚が狂ってしまうことの防止策として、

「毎週金曜日の昼食はカレーにしよう!!」

となったとか。

1週間の締めくくりとなるように、金曜日の昼食がカレーの日になったという事です。消防学校の金曜カレーも・・・もしかしてここからかな?

 

金曜日にカレーを食べて思う事ことは、「やっと家のうま~いご飯が食べれる!」ですね!

決して消防学校のご飯がまずい訳ではありません(^_^;)

でもやっぱり家のご飯という喜びはたまりませんでした!お母さんありがとう!!

みなさんも家族と一緒にご飯を食べれることに感謝しましょう!

消防士だからこそ感じること

ほのおのにっき 2018年3月28日

私は、昨年4月に採用された後、約10カ月間の消防学校での研修を終え、今年2月に配属されたばかりの新人消防士です。

初めての救急出場は、消防学校入校中の現地研修でのことです。通常3人で出動する救急隊の4人目(研修生)であり、つまり手伝いさん(?)のような立場での出場でした。

研修中は毎日訓練を行っていたため、実際の救急活動もスムーズにいくと思っていました。

しかし、そんなわけにはいきませんでした。

 

出場先は、とある道の駅。

現場に到着すると大勢の利用客がいました。そんな中私は、先輩のサポートが全く出来ませんでした。

見られているというプレッシャーに負けたのです。

緊張のあまり、訓練してきたことを活かすことができず、指示を待っているだけの使えない隊員でした(泣)。

何をすればいいかも分からなくなり、むしろお荷物でした!!!!!!

 

そんな私も配属から約2ヶ月が経ち、多くの救急出場を経験し、やっと1人前の隊員に近づき、救急隊の一員として出場しています。

現在は、救急隊長のサポートを全力で行い、スムーズな活動ができるようになってきました。

しかし、経験を重ねるたびに思うことが私にはあります。

 

「慣れてはいけない」 

 

ということです。

私からすれば、何百件、何千件とある救急出場のうちのたった1件かもしれません。しかし、みなさんにとっては一生に一度あるかないかの出来事なのです。

そのため、「慣れてはいけない」という言葉を胸に、私は活動しています。

 

また、私たちは訓練をしている時、事務仕事をしている時、ご飯を食べている時、仮眠をとっている時、大雨の時、猛暑の時、どんな時でも指令がかかれば出動します。

そんな中、みなさんからの

 

「ありがとう」

 

その一言だけで、疲れが吹き飛び、また次も頑張ろうと思えます。

みなさんからの期待にこたえるために、新人消防士としてこれからもがんばっていきます!!

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新人消防士の休日

ほのおのにっき 2018年3月27日

みなさんは、消防士と聞いて何を思い浮かべますか??

消防士といえば、災害に立ち向かう力強い男達、子どもたちの憧れのヒーローというイメージがあると思います。

私も幼いころからそのようなイメージがあり、「マッチョな男達」に憧れていました。

 

実際に、4月に採用されて消防の世界に入りましたが、やはりマッチョマンが多いです。なかには、活動服がパツパツになるくらい、筋肉もりもりの先輩もいます(笑)

 

私は、そんな先輩方に刺激を受け、体力錬成に力を入れよう!と決めました。それはある出来事が理由です。

 

 

先日、先輩消防士2人に誘われて古城山に登りました。

約12kmの林道・山道を、2時間かけてランニングしたのですが、普通10分/1kmペースと考えると遅いと感じますが、山道は思った以上にキツく私はバテバテでした(笑)

 

情けないことに38歳の先輩消防士についていけず、内心とても悔しかったのですが、山頂からの眺めは最高でした!!!

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(古城山、山頂からの景色)

先輩方と過ごしていると、自分はまだまだだな…と思わされ、基礎体力が不足していることを痛感しました。

これからも教養、訓練、体力錬成に取り組んで、地域住民の役に立てる消防士を目指してがんばりたいと思います!!

私の愛車

ほのおのにっき 2018年3月22日

「最近の若者は車離れしている」とよく耳にします。ここでの車離れとは、「車は動けば何でもいいや」や、「車に投資するなら他のものに使いたい」と言ったことだと思います。私の友人にも、車には特にこだわりを持たない人や、目的地まで行くことができればいいと思う人も多くいます。しかし、そんな人ばかりではありません。私のように、車を家族のように思う人もいます。なぜなら楽しいときも辛いときでも、私たちをどこにでも連れて行ってくれるからです。また、天候関係なく、ずっとそばにいてくれて、私が望むように動いてくれます。なので、かけがえのない家族の一員としています。

 

私が車を好きになった理由は、一目惚れです。幼いころに、インプレッサWRXが走っている姿を見てとてもかっこいいと思いました。いつか自分でも運転してみたいと憧れを持ちました。その影響もあり、工業高校に進学し車について学びました。このような経験から、車に関し非常に関心を持っています。今回は、大好きな自分の愛車について話していきたいと思います。

私が乗っているインプレッサWRX STIは、

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 WRC(FIA世界ラリー選手権)2001、2002年に参戦した車です。当時、外車が上位を占めていたにもかかわらず、レガシィが参戦し始めた1993年から徐々に上位に食い込むようになり、2002年には、3位という結果を残した車です。グレードも同じで限定車です。また、WRC界ではものすごく有名なドライバーである、トミ・マキネンが運転した車です。この方は、フィンランド出身で現在のWRCトヨタのコーチを務めいています。現役時代は、WRC4連覇を成し遂げたレジェンドドライバーです。マキネンが運転した2002年にはモンテカルロで優勝をしています。私の車は、当時最強だった、フォード、プジョーに勝ち世界一速い車になりました。このような、歴史ある車に乗っているので、長く乗り続けたいと思っています。そのために、日々の点検、安全運転を心掛けています。無理な運転をすることによりエンジンに負担が掛かりオーバーフローなどを起こしてしまう可能性があります。私は、安全運転に心掛け日々の点検を行い、不慮の事故を防ぐようにしたいと思います。

私は、あと2、3年後には、緊急車両を運転出来るようになれると思いますが、緊急走行を行うので、日々、安全運転に努め、毎日の点検を怠らないようにしていきたいです。

ペーペーの1日

ほのおのにっき 2018年3月21日

私は、去年の4月にここ中濃消防に採用された新人・・・

そう、いわゆる[ペーペー]です。

 

入ったばかりのペーペーは、消防学校で規律・消火・救助などの訓練を半年間、救急についての勉強を約3ヶ月間学んできました。その間現地研修もあり、現場に配属されるのは年を越した2月上旬です。

 

半年間の訓練はとっても厳しく、鬼のような教官たちにしごかれてたくさんの汗と涙を流し、そして大量の脂肪を燃焼してきました。

 

救急の勉強は、半年間の訓練とは違い教官も仏のように優しくしごいてくれます!

そのおかげでたくさんの知識・技術とともに、ここでは脂肪も身に付けてきました。(笑)

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ようやくはれて一人前?の消防士になったわけですが・・・

 

みなさんは、消防士が24時間どのように過ごしているか知っていますか?

(ちなみに私も関消防署に配属されてから知りました)

 

ここで、消防士の一日を紹介します!!

(ペーペー目線からの紹介です)

 

7:30 出勤

8:00 引き継ぎ

消防署は24時間勤務なので、昨日の勤務者(非番)から引き継ぎを受けます。

(ちなみに、ペーペーはまだよくわからないので聞いているだけです)

8:15 無線の点検

出動時、消防車や救急車は常に指令センターと無線で連絡をとり合いますので、異常がないか毎日点検を行っています。

(ペーペーは無線でしゃべる時、噛まないように必死です)

8:30 日朝点呼(勤務交代)

庁舎前に整列して人員確認の後、その日のどの車の担当になるか当直責任者からの指示(番員下命)や今日の予定連絡、体操を行います。

(体操の指揮をとるのはペーペーなんですが、けっこう緊張します(笑))

8:40 車両点検

出動に備えて、車両や器具に不備がないか毎日点検をします。

9:00 訓練

火災や救助、救急などいろいろな訓練をします。いつ、どこで起きるかわからない災害に対応できるよう訓練しています。

(ペーペーは、必死で先輩から教わっています)

12:00 昼食・休憩

訓練でたくさん動いて、お腹はもうペコペコ。

午後からの仕事のためにたくさん食べます!!

(ペーペーは食事の準備や、休憩時間を使って夕飯のための準備もします)

13:00 執務

学校や工場、店舗などに消防訓練や救命講習を指導しに行ったり、立入検査に行ったりします。

17:15 掃除

これも大事な仕事です!

17:30 日夕点呼・車両点検

当直責任者からの指示を受けたり、一日の引継を行ったりします。朝も行いましたが、夜の出動に備えてもう一度点検をします。

18:00 夕飯

自分で作ったり、お弁当を持って来たり、出前を取ったりとさまざまです。

19:00 執務・訓練

昼間の仕事の続きをしたり、訓練をしたり、報告書を作成したりと、まだまだ働きます!

22:00 仮眠

三交代で仮眠します。熟眠ではありません。あくまで仮眠です。

(ペーペーは、緊張してなかなか眠れません)

7:00 起床・掃除

次の勤務者が気持ちよく使えるように1日使った庁舎内をきれいにしたり、出動した車両をきれいに拭いたりします。

(ペーペーは、先輩より早く起きて国旗をあげたり、お湯を沸かしたり、タオルを交換したり、お風呂を洗ったりします。)

8:00 引継

8:15 無線の点検

8:30 日朝点呼(勤務交代)

これで、消防士の1日が終わります。

 

消防士の1日を紹介しましたが・・・

この24時間の中で出動指令がかかれば、訓練をしていても、ご飯を食べていても、お風呂に入っていても、仮眠をとっていても出動します。

 

 

私は、ペーペーです。

今は、優しい(?)先輩方にしごいてもらってます!!

難しい執務仕事や様々な訓練、夜の睡魔に耐えるのが大変ですが・・・

 

 

訓練のときは厳しいのに、休憩時間はバカみたいで楽しい先輩方に囲まれて

ペーペーは今日も必死に頑張ります!!

 

流行のドラマから

ほのおのにっき 2018年3月20日

みなさん、陸王というドラマはまだ記憶に新しいのではないでしょうか?

先日上司から、ミッドフット接地と踵からの接地(ヒールストライク)の違いについて、質問されたことがあります。

そこで、今回は走るときの足の接地について話したいと思います。

 

まず、走るときの接地には大きく分けて3つあります。

 

1.フォアフット

2.ミッドフット

3.ヒールストライク

 

フォアフットとはつま先から接地する走法です。ケニアやエチオピアといった、海外選手に多い接地といっても過言ではありません。この接地の利点として、脚の腱(バネ)を利用しますので、地面の反発をそのまま走るエネルギーに変えやすい点が挙げられます。

さらに、踵で接地しない分ブレーキがかからないため、スピードが出るという利点もあります。

しかし、フォアフットは習得が難しく、無理に習得しようとすると故障の原因になりかねません。(私も学生時代習得しようとし、足の甲(中足骨)を数回、疲労骨折するはめになりました)。

 

次に陸王で有名になりましたミッドフット走法です。ミッドフットとは中足部から足の裏全体で着地をする走り方です。踵接地に比べて、脚への負担を軽減でき、怪我をしにくい走り方と言われています。足裏全体で衝撃を吸収するため、体幹が安定し、上下動が少なくなるとされています。マラソン選手に多いエコな走り方ではないでしょうか。

 

最後にヒールストライク走法です。これは皆さんが走る時によく言われてきた、踵から接地しなさいという一番なじみ深い走り方です。しかし、この踵接地、一番効率の悪い走り方なのです。踵で接地してしまうことによって、常にブレーキをかけながら走っていることになります。さらに、ブレーキをかけて走り続けるため、膝などをよく悪くすると聞きます。

 

全ての走り方に良い面、悪い面があるため、どれが良いとは一概には言えません。自分に合った一番走りやすい走法で練習していきましょう。大切なのは継続することです。

走ることは、大会に向けた日々の準備が重要ですが、消防の仕事でも同じです。同じ現場は一つもないため、一つひとつの活動を大切にし、自分の経験値として積み重ねていきたいですね。

私も最近駅伝に出たのですが、全く走れなくなっていました。「情けない。」と思わず口から出てしまいました。消防士にとって、体力の維持向上は、必要不可欠です。「継続は力なり。」を座右の銘として、また走り始めることを固く心に誓いました。

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はじめまして、新人消防士です!

ほのおのにっき 2018年3月15日

はじめまして、私は昨年4月に採用された新人消防士です。採用されて間もなく1年が経とうとしていますが、実際に現場で働き始めたのはわずか1ヶ月前のことです。では、それまで何をしていたかというと、ご存知の方もいると思いますが、消防学校にいました。

消防学校というと、とにかく厳しいというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、そんな学校生活にも唯一、気が休まる時間があります!それは、夕食後の自由時間です!

 

では、何をして過ごすかというと、、、

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 そう、筋トレです!笑

消防士として、体力、筋力は必要不可欠な要素です。そのため、消防学校には屋内訓練場という体育館のような施設内に筋トレスペースが完備されており、訓練後には体力錬成の時間が用意されています。しかし、その時間だけでは物足りず、自由時間まで徹底的に自分を追い込んでいる学生がたくさんいました。

 

一方、訓練で疲れきってしまってこんな状態↓になってしまう学生もいましたが(笑)

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消防学校は全寮制のため、4人1組の班が組まれ、各班には1部屋、班室が割り当てられています。この写真はそんな班室でのある日の自由時間の様子です(笑)

 

このような厳しくも楽しい(?)消防学校生活を終え、やっとの思いで現場配属されたわけですが、やはり現場勤務では緊張と失敗の繰り返しです。

それでも、一日も早く先輩方に追いつけるように、これからも初心を忘れず、日々業務に邁進していきます!

 

ストレスと向き合う

ほのおのにっき 2018年3月14日

犬、猫、鳥、鶏、鳩・・・新十二支ではありません。

これは、私が今までに飼育した動物の種類です。

幼少期から動物が好きで、今は犬と猫を飼育しています。

帰宅すると、犬がしっぽを振って飛びついて来ます。

ただ、「かわいい」ではなく、私にとって、「癒し」なんです。

 

私たち消防職員は、市民の安全・安心を守るため、時に悲惨な現場で活動するとPTSDを発症することがあります。そんな時は、医師に相談したり、十分な休暇で治していきますが、なかなか元の状態に戻るには時間がかかります。

 

この「癒し」は、PTSDの特効薬ではありませんが、ストレス社会において、一時的にでも気分が晴れて、ストレスに負けないような気がします。

 

これからも、職員一丸となり市民の安全・安心を守っていきます!!

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※PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)とは・・・

 心的外傷後ストレス障害といわれる心の病です。

強いストレスが心のダメージとなって、時間がたってからもその出来事を思い出してしまいます。震災などの自然災害や火災、事故などの強烈なショック体験が原因になるといわれています。

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